けものフレンズ:舞台版で声優陣が歌って踊る 「全身でフレンズを表現」

舞台「けものフレンズ」のゲネプロの様子
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舞台「けものフレンズ」のゲネプロの様子

 テレビアニメも人気の「けものフレンズ」の舞台版が14日、品川プリンスホテル クラブeX(東京都港区)で開幕した。サーバル役の尾崎由香さん、フェネック役の本宮佳奈さん、アライグマ役の小野早稀さんらアニメの声優陣が歌って踊って“どったんばったん大騒ぎ”する。

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 マンガやアニメ、ゲームなどが原作の舞台は2次元(マンガなど)と3次元(舞台)が融合した“2.5次元”などと呼ばれているが、「けものフレンズ」の舞台は声優陣が出演しているのが特徴。舞台の脚本、演出を担当する村上大樹さんが、出演者について「キャラクターそのものになっている。全身でフレンズ(キャラクター)を表現している」と話すように、高い“再現度”が魅力になっている。

 舞台はアニメとは異なるオリジナルストーリーで、“アイドル”がテーマ。アニメのオープニングテーマ「ようこそジャパリパークへ」や挿入歌「大空ドリーマー」など人気曲のライブも楽しめる。

 「けものフレンズ」は、マンガ「ケロロ軍曹」などの吉崎観音さんがキャラクターのコンセプトデザインを手がけるメディアミックスプロジェクト。アニメでは、超巨大総合動物園・ジャパリパークを舞台に、迷子になったかばんや、女の子の姿となった動物・アニマルガールの冒険が描かれた。1~3月に放送され、「わーい!」「すごーい!」「たーのしー」などというせりふも話題になっている。舞台版は品川プリンスホテル クラブeXで18日まで上演される。

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