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松村北斗:「メンバーを誰もけがさせたくない」 “シームレス”な気遣いを明かす

映画「夜明けのすべて」公開記念舞台あいさつに登場した「SixTONES」の松村北斗さん

 人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんが2月10日、東京都内で行われた、映画「夜明けのすべて」(三宅唱監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。普段から気をつけている思いやりを問われ、松村さんは「段差でわざとつまずき、大げさに体を沈ませている」と、メンバーや共演者をけがさせないための気遣いを明かした。

 松村さんは「自己満足なんですけど、仕事現場でみんなで一斉に移動するとき、先陣切って歩いていたら、後ろの人にちょっとした段差を教えるために、わざとつまずき『おお』と言って知らせている」といい、段差の倍ぐらい体を沈ませている様子を再現。「普段グループ業で、メンバーがあと5人いるので、誰もけがさせたくない」と話した。

 同映画でダブル主演を務める上白石萌音さんが「私は(その気遣いを)察知できていなかった」と言うと、松村さんは「そこはシームレスですから!」と返答。上白石さんは「それって成功しているんですか?」と疑いつつ、私が転ばずにいられたのは松村さんに感謝です」と話した。

 映画は瀬尾まいこさんの同名小説が原作。上白石さんは、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんとダブル主演を務める。

 PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石さん)と、パニック障害を抱える山添孝俊(松村さん)が、職場の理解に支えられながら、同志のような特別な気持ちで、相手を助けることができるのではないかと思うようになる、というストーリー。

 舞台あいさつにはりょうさん、光石研さん、三宅監督も出席した。

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