この「本島純政 インタビュー」ページは「本島純政」のインタビュー記事を掲載しています。
ABCテレビの「ドラマL」枠で放送中の「君としたキスはいつまでも」(君キス)に出演する本島純政さん。ドラマは、廃校になった小学校をフルリノベーションした湖畔のホテルが舞台のオリジナルストーリーで、大切な人とのさまざまな愛の形を紡ぐ、儚くも尊くて美しい連作短編集となる。第2、5話でメインを務めた本島さんが作品や役の印象に加え、川津明日香さんとの共演を振り返った。
本島さんは2005年1月5日生まれの20歳。2023年9月~2024年8月に放送された「仮面ライダーガッチャード」の主人公の仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎役で、注目を集めた期待の若手俳優の一人だ。
「君キス」には本島さんのほか、細田佳央太さん、猪塚健太さん、青柳塁斗さん、太田将熙さん、溝口琢矢さん、福崎那由他さん、小関裕太さん、松岡広大さんら、アミューズ所属の俳優による「チーム・ハンサム!」の面々が出演。第5話まで放送された。
その中で、新人ホテルスタッフの仁野司を演じてきた本島さん。現場で意識したものの一つが「ホテルマンの立ち姿」だという。
「立ち方やお辞儀の仕方、歩き方は自分なりに勉強しましたし、実際にホテルで働いていらっしゃる方を見て、参考にもしました。加えて、仁野は一つのことしか考えられないタイプで、(川津さん演じる)先輩スタッフの渚さんから注意されたり、何か指示をされれば、120パーセントで応えようとする人物でもあるので、そういった真面目過ぎる熱量の高さと、だからこそ、ちょっと抜けているところも意識しました」
そんな仁野に対して「僕も一つの物事にしか集中できなかったりするので」と共感を寄せる。
「あとのことはどうでもよくなる、とまではいかないですが、他のことが見えなくなりがちというか。自分も結構、一つのことに“ガーッ”と入り込んでしまう方だと思います」
今回、仁野の教育係・渚を演じた川津さんは「仮面ライダーセイバー」(テレビ朝日系、2020~21年)のヒロイン役で知られる。「仮面ライダー」出身者としても先輩・後輩である2人のキスシーンもあった。
「川津さんには現場でも接しやすくしていただいて。今回はせりふの掛け合いも多かったので、空き時間に2人で練習したり、アドバイスをもらったりもしたのですが、基本的には僕はいじられてばかりいましたね(笑)。キスシーンがうまくいかなかったときも、優しくフォローしていただきました」
改めて自身の演技の印象も聞いた。
「本当にまだまだだなって。『ここ、もっとこうしておけばよかった』と思うところはたくさんあって、結構、反省しました。でも、演じる仁野のキャラクターについて、監督ともたくさん話をしたので、その分、仁野の真っすぐさや不器用で“力加減”ができないところ、0(ゼロ)か100(ひゃく)かってところは表現できたのかなと思っています」
ドラマはまだ折り返し地点。
「1話ごとにメインの登場人物が違うので、それぞれ別のドラマを見ているような感覚になるのも『君キス』の魅力。ですので、この先も『チーム・ハンサム!』の先輩方が、どんなお芝居を見せてくれるのか、とても楽しみです」
「君としたキスはいつまでも」は、ABCテレビで毎週日曜深夜0時10分、テレビ朝日で毎週土曜深夜2時半に放送。TVerとABEMAでは第1話〜3話と最新話を見逃し配信中。FODとPrime Videoでは全話配信。