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解説:ガンプラも話題のナラティブガンダム B装備 C装備と合わせたオリジナル装備も

「機動戦士ガンダムNT」のナラティブガンダム B装備のガンプラ「MG 1/100 ナラティブガンダム B装備 Ver.Ka」(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」に登場するナラティブガンダム B装備のガンプラ(プラモデル)が、バンダイスピリッツの「MG Ver.Ka」シリーズから「MG 1/100 ナラティブガンダム B装備 Ver.Ka」として発売されることが発表され、話題になっている。「MG Ver.Ka」は、デザイナーのカトキハジメさんがプロデュースするシリーズで、ナラティブガンダム C装備のガンプラ「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」が発売されている。そもそもナラティブガンダムとは? 話題のB装備、ガンプラについても解説する。

 ◇コロニー内の戦闘を想定

 ナラティブガンダムは、アナハイム・エレクトロニクス社製のモビルスーツ。RX-93 νガンダムの前にサイコフレーム試験機として開発された。試験機という出自から素体自体の武装は頭部バルカンのみで、複数の武装を換装して運用することになる。アニメではA、B、C装備が登場した。

 重武装のA装備は、高機動用の装備を装着した姿で、脚部周りの強化に主眼が置かれている。大型ブースター類の全てを後方に向けることで爆発的な加速力を得ることができる。大型ビームサーベル、5連装中型ミサイルポッド、ハイメガキャノンに加え、“不死鳥”ユニコーンガンダム3号機(フェネクス)捕獲用に複合特殊兵装のサイコ・キャプチャーを備える。

 ガンプラの発売が発表されたB装備は、コロニー内の戦闘を想定した装備で、バックパックに2機の有線式遠隔攻撃端末を搭載し、オールレンジ攻撃を実現する。遠隔攻撃端末とバックパックがケーブルでつながれており、有線によって制御できる。

 ナラティブガンダムは、A装備が最も重装備で、ストーリーが進むにつれ、装備がシンプルになっていく。C装備はサイコフレームを装着した形態となる。最低限の加工の急造仕様で、サイコフレームを外装に使用したいびつな機体となっている。

 ◇有線式遠隔攻撃端末を再現

 話題になっている「MG 1/100 ナラティブガンダム B装備 Ver.Ka」は、B装備の有線式遠隔攻撃端末を再現する。ケーブルの引き出し、巻き取りのギミックを備え、通常形態から展開状態に変形する。前腕には小型シールドを装備。シールド裏のジョイントパーツを展開することで、2つの小型シールドを連結できる。腰部にはビーム・サーベル・ラックを備える。クリアカラーのサイコフレームランナーが付属し、塗装することで発動状態や覚醒状態を再現できる。

 C装備バックパック用ジョイントパーツも付属し、C装備とB装備を合わせたオリジナル装備にもなる。既にC装備のガンプラを持っている人は、より遊びの幅が広がるはずだ。価格は1万450円。

 「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」用の拡張パーツ「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka用 B装備拡張セット」も発売される。価格は2860円。

 バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」によると、同サイトで近日中に予約をスタートするという。争奪戦になりそうだが、続報を楽しみにしたい。

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