2024年4月16日からMBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で放送されるドラマ「滅相も無い」の特集ページ。あらすじ・反響&感想(ネタバレあり)・キャスト・関連ニュースを掲載しています。
ドラマ「滅相も無い」は、2024年4月16日からMBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で4月16日から放送される連続ドラマ。演劇的手法と映像的手法をミックスした斬新な群像劇ドラマで、上白石萌歌さん、窪田正孝さん、堤真一さん、中川大志さん、染谷将太さん、森田想さん、古舘寛治さん、平原テツさん、中嶋朋子さんらが出演する
物語は、日本に七つの巨大な穴が突如現れることから始まる。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴……。混乱し、さまざまな調査が行われたが、穴の正体はわからないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。
やがて「穴の中には救済がある」と説き、穴を神と崇める小澤(堤さん)が登場。小澤を教祖とする団体の8人の信者たちがリゾート施設に集まる。小澤が主張するルールでは、穴に入る前に「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならない。岡本が切り出す。そして打ち明けられる8人のひそやかな人生の断面。打ち明けた先で、彼らがたどり着く未来とは……。
中川さんは幼い頃から怒り方がわからない20代の大学生・川端、染谷さんは小学生の頃の初恋の女性との再会を重ねる30代の菅谷、上白石さんはバイト先のオルゴール記念館で不思議な体験をする20代の松岡、森田さんは両親は日本人だが英国で生まれ育った21歳の青山、古舘さんは司法試験に落ち続け家族から無心している54歳の渡邊を演じる。
平原さんはSNSビジネスで成功するが大手ホテルから不当な扱いを受ける40代の起業家・真吾、中嶋さんは高校時代に交際した同級生が行方不明で音信不通になった50代の井口、窪田さんは小学生の頃、祖母の家で夢と現の境がわからなくなる経験をした30代の岡本を演じる。
監督・脚本を務めるのは加藤拓也さん。第67回岸田國士戯曲賞、第30回読売演劇大賞・演出家賞部門優秀賞を受賞。世界を変える30歳未満として「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」にも選ばれた。今作は加藤さんが初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナル作品となる。
信者8人の会合シーンはロケーション撮影が行われた一方、それぞれの人生は全てスタジオセットのみで語られる。両親や友人など、語り手の人生にまつわる登場人物は、6人のスタジオキャスト(秋元龍太朗さん、安藤聖さん、鳥谷宏之さん、中山求一郎さん、宮田早苗さん、安川まりさん)が全話を通して出演。約150もの役をこなし、セットチェンジ、早着替えもスタジオキャストが映像内で行うという、編集に頼らないリアルタイムでの場面転換を試みた。
劇伴音楽を担当するロックバンド「UNCHAIN(アンチェイン)」はスタジオセットで実際に本人役として出演しキャストの芝居に合わせた音楽を奏でる。オープニングはイラストレーター・若林萌さんが担当するなど、各界の新鋭クリエイターが集結した。
ドラマイズム「滅相も無い」は4月16日からMBSで毎週火曜深夜0時59分、TBSで毎週火曜深夜1時28分に放送される。全8話。
2024年4月16日からMBSで毎週火曜深夜0時59分、TBSで毎週火曜深夜1時28分に放送される。全8話。
上白石萌歌
窪田正孝
堤真一
中川大志
染谷将太
森田想
古舘寛治
平原テツ
中嶋朋子
脚本・監督:加藤拓也
この「滅相も無い まとめ」ページは「滅相も無い」に関連する記事1件を掲載しています。