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8月30、31日に日本テレビ系で放送の「24時間テレビ48-愛は地球を救う-」内で、ドラマスペシャル「トットの欠落青春記」が放送された。“黒柳徹子役”を演じた芦田愛菜さんと、母親役の尾野真千子さんの仲良しぶりが、視聴者の話題を呼んだ。
ドラマは黒柳徹子さんの自叙伝的エッセー「トットの欠落帖」(新潮文庫)が原案で、黒柳さんの女学校時代から、音楽学校時代、NHK専属女優となるまでを描いた。
子どもの頃から落ち着きがなく、興味のあることに夢中になると周りがまったく目に入らない徹子は、猪突猛進な行動力で女学生時代も数々のハプニングを起こしていく。それでも、バイオリニストである父の言葉を信じ、何か一つ自分だけの才能を見つけようと、オペラ歌手、チェリスト、演出家、音楽評論家とあらゆることに挑戦した。
NHK専属女優の最終オーディションで失敗したと思い込み、泣きながら自宅に戻った徹子。落ち込む徹子は「ママはいつもそうやって『いいんじゃない?』って言ってくれるけど、よくない!」と、頑張ったことを励ましてくれた母に対して行き場のない怒りをぶつけた。
すると母は「徹子さん。よ~く聞いて。ママね、徹子さんが子供たちを笑顔にしたいって言ったとき、うれしかったのよ。徹子さんにぴったりの夢だと思ったから」と優しく言葉を投げかける。そして「先生やお友達、みんな徹子さんにたくさんの笑顔をもらったと思うの。でもね、誰よりも徹子さんから笑顔をもらったのはパパ。それから、ママよ。ママもパパも徹子さんからたくさんの幸せをもらったの。全部徹子さんのいいところじゃない。徹子さんはこのままでいいの」と母の愛を伝え、2人は抱き合った。
芦田さんと尾野さんは、ドラマ「Mother」(2010年)でも親子役を演じたが、ネグレクトに近い状態の関係だった。今回は“仲良し親子”だったことから、SNSでは「Motherはほんとしんどかった」「やはり尾野真千子と芦田愛菜はいいな」「今回はいい親子関係で良かった」「めちゃ仲良い母娘なんて……なんか感慨深い」といったコメントが寄せられている。