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高山一実:西野七瀬と元「乃木坂46」“たかせまる”コンビで「トラペジウム」出演 “おじいさん”役をオファーした理由は?(コメント全文)

劇場版アニメ「トラペジウム」のアフレコをする高山一実さん(左)と西野七瀬さん (C)2024「トラペジウム」製作委員会

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの高山一実さんと西野七瀬さんが、高山さんの小説家デビュー作が原作の劇場版アニメ「トラペジウム」(篠原正寛監督、5月10日公開)に声優として出演することが明らかになった。2人は「乃木坂46」1期生の仲良しコンビで、ファンから“たかせまる”の愛称で親しまれている。グループ時代から仲の良い2人が仕事で一緒になるのは2022年の「乃木坂46」10周年ライブ以来2年ぶり。高山さんは声優に初挑戦。

 「トラペジウム」は、高山さんが乃木坂46在籍中の2016年に雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で連載を開始し、2018年に書籍が発売された。アイドルになるべく「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4カ条を課して高校生活を送るゆうは、別々の高校に通う東西南北の“輝く星たち”を仲間にする……という展開。累計発行部数は約30万部。

 アニメは、CloverWorksが制作。声優の結川あさきさんが東ゆう、上田麗奈さんが華鳥蘭子、羊宮妃那さんが大河くるみ、相川遥花さんが亀井美嘉の声を担当し、グローバルボーイズグループ「JO1」の木全翔也さん、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんも出演している。

 2人が演じるのは、東西南北の美少女たちが参加するボランティア活動で、外国語通訳をしている、内村さん演じる伊丹秀一の仲間のおじいさん役。高山さんが西野さんにこの役をオファーしたといい、「グループ時代にどちらがおばあちゃんっぽくフレーズを言えるか2人で競っており、なーちゃん(西野さん)がすごく上手だったと思い出した」と、きっかけを明かした。

 西野さんは、今回、高山さんと一緒にアフレコをし、「一緒に収録できてよかった。一人だったら心細かった。とても楽しく演じました」とコメント。高山さんも「実際に小説書くときに見たボランティアのおじいさんをイメージして演じました」と振り返った。

 2人のコメントは以下の通り。

 ◇高山一実さんのコメント

 映画を制作するにあたり、スタッフさんとさまざまな話をしていたのですが、おもむろに「ちなみにおじいさんのキャスティングって決まってますか?」という話になりました。老人と言えば、なーちゃん(西野さん)がおばあさんの声まねがすごく上手だったことを思い出しました。当時から「声優やった方がいいよ!」と話していたんです。

 演技の仕事もしているし、もしかしたらお願いできるかな?と思って提案したら、スタッフさんからも「いいね!」となりました。さらに、「もう一人おじいさん役がいるんですが……」とのことで、私が演じることになったのですが、このシーンだけは(見る時に)緊張しちゃいます。なるべくおじいさんに近づけるように、前かがみになったりして収録に挑みました。

 ◇西野七瀬さんのコメント

 オファーをいただいて、びっくりしました。

 でも、一番はかずみん(高山さん)が提案してくれたことがうれしくて「ぜひ!」とお受けしました。

 おじいさん役……と言われてもどんな感じかわからないと思いますので、一つの楽しみにしていただけたらうれしいです。

 一人で収録だったら心細かったのですが、2人で一緒に収録できたので、楽しみながら収録することができました。

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