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本渡楓:アニメ「パリピ孔明」 頑張る英子とシンクロ 「成長する姿に勇気づけられた」

「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」に出演する本渡楓さん

 「ヤングマガジン」(講談社)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「パリピ孔明」の総集編「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」が3月1日に劇場公開される。2022年4~6月に放送されたテレビアニメが大きな話題を呼び、テレビドラマ化もされた人気作だ。総集編の公開を前に、歌手を目指す月見英子を演じる声優の本渡楓さんにテレビアニメ版を振り返ってもらった。

 ◇ワクワクが止まれない

 「パリピ孔明」は四葉夕トさん原作、小川亮さん作画のマンガで、ウェブマンガサービス「コミック DAYS」(同)で2019年に連載を開始。2021年に「ヤングマガジン」に移籍した。三国志の英雄にして天才軍師・諸葛孔明が渋谷に転生し、歌手を目指す月見英子の歌に心を打たれ、自ら軍師になることを申し出る……というストーリー。 アニメは「true tears」「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSが制作。諸葛孔明役の置鮎龍太郎さんらが声優として出演した。

 孔明がパリピ!? インパクトが大きく、出落ち感もあるタイトルだが、内容は意外にも骨太で、テレビアニメが放送されると、大きな反響を呼んだ。

 「アフレコをしながら、めちゃくちゃ面白い!と作り手側も感じていたので、大きな反響を受けて、そうだよね!とすごくうれしかったですし、誇らしかったです。原作もすごく面白いのですが、音楽が重要な作品ですし、どんな音なんだろう?と想像していました。アニメになり、動きや音が加わり、こんなにも輝くんだ!と感じていました。本当にすてきです。アフレコでワクワクして、アニメを見てワクワクして……とずっとワクワクしていました」

 テレビアニメの放送から約2年がたち、総集編が公開されることになった。

 「本当にびっくりしました。劇場にぴったりな作品ですよね。素晴らしい音響で極上のサウンドを楽しめるのが素晴らしいですし、ワクワクします。私も劇場で見たい! それに応援上映も実施されるので、参加してみたいです。応援上映もぴったりな作品ですよね」

 向井理さんが孔明、上白石萌歌さんが英子を演じたテレビドラマが2023年9~11月に放送されたことも話題になった。

 「すごく面白かったです! 実写はどうなるんだろう?と思っていたのですが、いい意味で孔明に違和感があって(笑い)。でも、なじんでいるんですね。オーナーのインパクトがすごかったですし、KABE君も好きです。個人的には、上白石萌歌さんが大好きでして、『未来のミライ』で姉妹役を演じたご縁もありますし、萌歌さんなんだ!とびっくりしましたし、うれしかったです。英子がより人間になっているように感じていました。アニメとはまた別の表現がすてきでした」

 ◇英子、孔明に引っ張ってもらった

 英子は歌手を目指していたが、オーディションに落ち続け、ライブでも歌を聴いてもらえず、夢を諦めかけていたが、孔明と出会うことで、運命が変わる。

 「第1話の収録の時に『もっと人の頼りが必要な子で』『もっとギャルっぽさがほしい』というディレクションをいただき、本渡としては、英子はもっと未完成、発展途上の女の子だと想像していたところがあり、バランスを取ることに苦戦しました。毎回、帰り道は、もっとうまくできないかな? 難しいな……と英子と同じような気持ちになっていました。英子は最初、自己肯定感があまりないですし、自立しきれているわけではないですし、決意表明をするシーンも難しかったです。収録以外でも英子の時間を考える時間が多かったです」

 英子は成長していくキャラクターだ。英子と向き合う中で、「収録を重ねるごとに、自然とシンクロしているところがありました。英子が頑張っている姿を見て、私も頑張らなきゃ!という思いがより強くなり、英子、孔明に引っ張ってもらいました」と感じていたという。

 夢に向かって突き進む英子の姿から刺激を受けるところもあった。

 「歌手という職業を選んだ英子と私の仕事も遠くはないと感じていて、英子が成長する姿に勇気づけられました。英子は、孔明に素直に助けを求めて、孔明の言うことを“まあまあ”信じて、導かれていきます。“まあまあ”なんですけど(笑い)。もっと人に頼っていいのかな?と感じるようになりました。収録を悩んでいる時、置鮎さんや監督、音響監督に話を聞いて、気付くことがありました。一人で抱え込みすぎないことも一つの才能だとも思います。英子は、周りの人が手を差し伸べたくなるようなひたむきなところがありますしね」

 総集編の公開に向けて「大きなスクリーン、素晴らしい音響で輝く作品なので、ぜひ劇場で楽しんでほしいです。新カットが追加され、新たに収録したシーンもあります。作品を応援していただき、願わくは、さらに続きが描かれたら……。それはハッピーなことですよね。応援の気持ちも込めて楽しんでいただけたら幸いです!」と語る本渡さん。劇場という最高の環境で、「パリピ孔明」を堪能してほしい。

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