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片岡凜:人間は野生が足りない? 自身を動物に例えるなら「肉食」 今期ドラマ2本出演、コメディーにも挑戦

連続ドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」に出演中の片岡凜さん

 今期、日本テレビ系の「パンダより恋が苦手な私たち」(土曜午後9時)と、テレビ東京系の「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(月曜午後11時6分)の二つの連続ドラマに出演している片岡凜さん。「パンダより恋が苦手な私たち」では、コメディーにも挑戦し、新たな一面を披露している。片岡さんに話を聞いた。

 ◇コメディー挑戦に「不安はなかった」

 上白石萌歌さんと生田斗真さんがダブル主演を務める「パンダより恋が苦手な私たち」は、動物の求愛行動から幸せに生きるヒントを学ぶ新感覚アカデミック・ラブコメディーだ。

 片岡さんがドラマの脚本を読んだときに思ったのが「本当に人間には野生が足りないんだなということ」だとか。

 「ドラマの中には、いろいろな動物の例が出てきますけど、もっと人間も野生的に、本能的になってもいい瞬間がたくさんあるんじゃないかなって。そこをさまざまなものが覆ってしまって、最終的にそれが見えなくなっているようにも思えたので、その点を視聴者の方にも注目してもらって、気づいてほしいなと思っています」

 片岡さんが演じる村上野乃花は、動物の求愛行動を研究している大学の准教授・椎堂司(生田さん)の研究室の助手。変わり者の椎堂をうまくあしらうことができる、イマドキ女子だが実は頭の良い人物だ。

 「サバサバしているけど、ノリはよくて、ちょっとギャルっぽい。でも、好きなことに対してはすごく一生懸命なオタクな子。とにかく撮影中は、どれだけうまく椎堂先生を飼い慣らせるかを意識しながら演じていました」

 椎堂役の生田さんとは初共演。

 「生田さんは、いらっしゃるだけですごく心強くて、経験豊富な方なので、どんな芝居をしても、しっかりアドリブで返してくださるから、安心してお芝居することができました」

 コメディーに挑戦するにあたって「不安はなかった」という。

 「ただ、これまでシリアスな役が多かったので、せりふのテンポ感というのは学びながらやっていました。どのぐらいの間(ま)をあけてせりふを言ったら自然と面白くなるのか。少しの間で結構変わったりもするので、そこは監督とも常に相談させてもらいながら演じていました」

 ◇自分の感情にウソをつけないので…

 自身を動物に例えるなら「肉食」で、「常にガッツいていたいから」と理由を明かす片岡さんは、普段から取り繕うことはしないという、ある意味「野生味のある」人間なのかもしれない。

 「やっぱり自分らしくいたいですし、思ったことや、自分の感情にウソをつけないので。自分を出さないでいることによって、後悔もしたくないですし、そこが軸になっていると思います」

 そんな片岡さんが現在、ガッツいている対象が演技の仕事。俳優として役を演じるにあたって、何か軸にしているものはあるのだろうか。

 「役のどこに共感できるのか、というのは常に考えるようにしています。役とはいえ、やっぱり1人の人間。常に自分が、“その人”のことを一番分かっていないと、お芝居に出てしまうので。そこは一番大事にしています」

 片岡さんは前述の通り、現在「パンダより恋が苦手な私たち」と同時に「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」にも出演中。「キンパとおにぎり」は、主演を赤楚衛二さん、ヒロイン役をカン・ヘウォンさんが務め、日本と韓国、文化や価値観の違いにとまどいながらも惹かれ合うひたむきな2人の姿が心に響く、ピュア・ラブストーリーとなっている。

 「パンダより恋が苦手な私たち」とはまったくタイプの異なる作品で、主人公の長谷大河が働くアルバイト先の小料理店「田の実」の常連客・染島乃愛を演じる片岡さんに、ドラマに対する個人的な思いも聞いた。

 「日韓という違う国の人間の恋愛というテーマそのものに、純粋に共感していただけるんじゃないかなと思います。あと作品全体を通して、温かい雰囲気がずっと流れていて、人を想(おも)って苦しくなったり、温かくなったりする気持ちを、視聴者の方には見て感じてほしいなと思います」

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