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俳優の大泉洋さんが6月14日、東京都内で行われた、主演映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督)の初日舞台あいさつに登場した。締めのあいさつで「大泉洋は嫌いでも、『ディア・ファミリー』は嫌いにならないで」と言うと、川栄李奈さんから「それは大泉さんのじゃない」とツッコまれる場面があった。
映画は、ノンフィクション作家・清武英利さんの「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」が原作。世界中で17万人もの命を救った「IABP(大動脈内バルーンパンピング)」と呼ばれるカテーテルの誕生秘話を描く。
この日は、バルーンカテーテルで実際に命を救われた4歳の男の子の母親からの手紙を紹介。手紙には、夫とともに試写会で映画を見たが、夫が当初「大泉さんに泣かされたくない」と見ることを拒否していたと書かれていた。
これを聞いた大泉さんは、「大泉洋に泣かされるのは悔しいと思う方もいるかもしれませんが、普段の私のことは忘れて見てください。大泉洋は嫌いでも『ディア・ファミリー』は嫌いにならないでください!」と「AKB48選抜総選挙」での前田敦子さんの明言を引用してアピール。元AKB48メンバーの川栄さんから「ダメです。それは大泉さんのじゃないです」とツッコまれていた。
イベントには、菅野美穂さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さん、月川監督も出席した。