武田玲奈、吃音&ボクシング…難役演じ「勉強になった」 観客にパンチも 映画「ポエトリーエンジェル」初日舞台あいさつ2

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  女優でモデルの武田玲奈さんが5月20日、東京都内で行われた映画「ポエトリーエンジェル」(飯塚俊光監督)の初日舞台あいさつに出席。言葉を円滑に話すことができない「吃音(きつおん)」の悩みを持ち、ボクシングに打ち込む女子高生という役どころの武田さんは「ボクシングも吃音という障害もよく分からなかった。(撮影)2カ月前からボクシングのジムに通い、実際に吃音の障害を持つ方に会って役作りをしました」と明かし、「演じてみて難しいと思いました。この役を通して勉強になったことが多かったです」と振り返った。

  映画は、家業を手伝いながら、毎日をくすぶって過ごす妄想好きな梅農家の青年・勤(岡山天音さん)と、ある悩みを抱え、友人も作らずにボクシングのトレーニングに励む女子高生・杏(武田さん)の2人が、仲間たちとの出会いや、ボクシングに見立てたステージ上で、二人の朗読ボクサーがオリジナルの詩を声に出して表現し、どちらの言葉が聞き手の心に届いたかを判定して勝敗を決める“詩のボクシング”を通して成長していく姿を描く。

  初日舞台あいさつには、武田さんとダブル主演を務めた岡山さん、共演の鶴見辰吾さん、下條アトムさん、山田真歩さん、お笑いトリオ「東京03」の角田晃広さん、飯塚監督も出席。今作のクラウドファンディングの出資者特典として、武田さんがボクシンググローブを付けて観客の胸にパンチをするコーナーもあった。

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