最悪な結末ばかりの11編、こどもにも大人にも読んでもらいたい『こどもたちのための最悪事典』が刊行。

最悪な結末ばかりの11編、こどもにも大人にも読んでもらいたい『こどもたちのための最悪事典』が刊行。
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株式会社ポプラ社
株式会社ポプラ社は、『こどもたちのための最悪事典』(林木林 作)を2026年6月1日(月)に発売いたします。
本作は、11編からなる短編集で、詩人で絵本作家でもある著者による、最悪な結末を迎えるお話ばかりを集めた児童向け読み物です。人によって受け取り方が変わる本でもあり、哲学的にも捉えられる内容となっています。





内容


本書には、様々な境遇の主人公(人間や動物など)が、自身の良くない行いによって、最悪な結末を迎えるという短編が11編収録されています。寓話のようでいて、決して他人事ではない気持ちになる内容です。

1 交換しないか
2 嘘つき男と正直すぎ男
3 命の砂時計
4 不幸な双子
5 でっかい小人
6 おひさまさがし
7 王様がやってきた
8 白と黒
9 戻れない吊り橋
10 まぬけなやつは
11 人生最後のページ


『こどもたちのための最悪事典』もくじ


各章の扉にはそれぞれ、【価値】【嘘】【失う】などの人生における大切な単語についての解説があります。そして、各章の最後には、教訓も収録。1話ずつ読んだ後に、自分の人生を振り返ることができる構成になっています。
著者の林木林は次のようにコメントしています。
「読み終えたとき、その後味の悪さがこれからの判断を変え、いつか、人生を変えているだろう。」                                                                  

本書の魅力

本書は、こどもから大人まで読んでもらいたいとの意図の上、すべての漢字にルビを振ってあります。対象年齢にかかわらず、この本が気になった時が読むべき時だとの考えで、学校で習う漢字にこだわらず、物語の世界感を演出する多くの漢字を使用しています。
ここに集められた短編集は、お話そのものの力に加えて、読者がそれまでに歩んできた人生における体験やそれによって生まれた人生観によって、受け取り方が変わる本です。だからこそ、読みたいときに読んでもらえることこそが、この本を楽しむために必要な要素の一つです。

魅力的な挿画と口絵は酒井駒子さんによるもので、本書の企画の本質をよく表している作品となっています。美しくありながら、どこか怖さを感じる、そして一度目にしたら手に取りたい衝動から逃れられない、そうした世界感を見事に表現されており、手元に置いておきたい要素となっています。

読者の声

刊行前に原稿を読んだ、大人の読者モニターからのコメント

■本書に収められた11の話は、いずれも人間というものの本質を描いたもののようだ。ハッピーエンドになるような物語はひとつもない。各話の最後に教訓が載っている。要するにどんな悲惨な話にもそこから学べるものがあるということだろう。

■そのどれもが「めでたしめでたし」ではなく、タイトル通りの最悪な結末を迎える。
「最悪」は反面教師になるのだなとしみじみしてしまった。
子どもの・・・とあるが、大人こそ読むべきかもしれない。

■一話は短いがすべて読後感が悪い。なのに読むのをやめられない。一話読んでは、深いため息が出る。そして考えさせられる。深く考えることは子ども達にとって大切なこと。簡単に読めてしまう本だが、じっくり考えながら読み進めてほしい。

■10の寓話はどれも後味が悪い。
どの寓話のなかにも私がいた。

この本には救いはない。
だけど、もっと大切な考えるということを学んだ。
私はこれからも考え続けるしかない。この本が考え続ける道標となるだろう。
『こどもたちの最悪辞典』というタイトルだが
かつてこどもだった全ての世代に読んでほしい。

■どの物語も救いがない結末を迎えますが、決して不快な読後感ではありません。自分自身の心の中にある小さな見栄や欲望、過信といった弱さを突きつけられるようで、ハッとさせられました。
一見すると残酷にも思えますが、実は私たちが生きていく上で本当に大切にすべきものは何かを、静かに、そして鋭く教えてくれるような、大人のための道徳の教科書みたいな一冊です。


著者プロフィール


林木林
詩人、絵本作家、作詞家、翻訳家。詩情あふれる独自の視点で多彩な作品を手がける。詩のボクシング全国大会チャンピオン。『ひだまり』(絵 岡田千晶/光村教育図書)で第66回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。絵本に『二番目の悪者』(絵 庄野ナホコ/小さい書房)、訳書に「きいろいバス」(あすなろ書房)など多数。本作が初の読み物

書誌情報



『こどもたちのための最悪事典』作:林 木林
装画・口絵:酒井 駒子
発売年月:2026年6月1日
ISBN978-4-591-18960-3
判型:194mm x 134mm
定価:1,980円(本体1,800円)
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900435.html
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591189600/


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