矢巾町役場~滝沢市・盛岡市だけではなく、矢巾町で「馬コ」文化が根付いているワケは~

色鮮やかな装束をまとった馬コが町内を巡り、地域の皆さんに南部盛岡の伝統文化を届けます。
岩手県矢巾町は、令和8年6月8日(月)に「令和8年度南部盛岡チャグチャグ馬コ行進行事前祝祭」を開催します。当日は、南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部と矢巾町観光協会が、町内の保育施設・福祉施設などを装束馬で訪問するほか、約1kmのミニパレードを実施します。
この行事は、鬼越蒼前神社(滝沢市)~盛岡八幡宮(盛岡市)までを練り歩くチャグチャグ馬コパレードを前に町内で行われている恒例行事です。滝沢市、盛岡市と同様に矢巾町でも古くから農耕馬とともに生活してきた「愛馬精神」が強く残っており、馬コの伝統文化を守り継ぐため、同支部を中心として、さまざまな機会をとらえてお披露目や触れ合いの場が設けられています。
前祝祭、そして町内で育てられている馬が参加するパレードを通して、地域の担い手とともに岩手が誇る伝統文化の継承を支えています。
町内の皆さんに馬コの文化を身近に感じてもらう機会として、「前祝祭」を開催します。前祝祭当日は、4頭の装束馬が4コースに分かれ、町内の保育施設や福祉施設など26施設を訪問し、その後パレードを行う予定です。
昭和5年、ご来県した秩父宮殿下が、鬼越蒼前神社(滝沢市)~盛岡八幡宮の神前馬場で馬ぞろいを見られたところ大変な評判となり、翌年からも恒例の行事となりました。(参考:チャグチャグ馬コ公式サイト
https://chaguuma.com/)
長い歴史があるパレードですが、矢巾町内における前祝祭も同じ頃に始まったといわれています。この前祝祭は、矢巾町民が地元で鮮やかな装束をまとった馬コと触れ合える貴重な機会になるとともに、パレードに向けて盛り上がりを図る重要な役割を果たしています。
矢幅駅前にある、町活動交流センターやはぱーくの南側を通る約1キロのコースでミニパレードを実施します。なお、ミニパレード中は交通規制を行うほか、馬の体調などにより時間が前後する場合があります。

令和7年度に実施した前祝祭・ミニパレードの様子
- 名称:令和8年度南部盛岡チャグチャグ馬コ行進行事前祝祭
- 日時:令和8年6月8日(月)午前9時から午後2時30分まで(予定)
- 内容:町内施設訪問 午前9時から午後1時30分まで ミニパレード 午後2時から午後2時30分まで
※わいわい公園発着・やはぱーく経由/約1キロ
- 参加料:観覧無料
- 申込:不要
- 主催:南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部、矢巾町観光協会
- 備考:荒天中止、小雨決行。馬の体調などにより時間が前後する場合があります。
ミニパレード中は交通規制を行います。
チャグチャグ馬コは、色鮮やかな装束をまとった馬が鈴の音を響かせながら、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで約14キロを行進する、南部盛岡地域の初夏を代表する伝統行事です。
岩手県は馬産地として知られ、古くから馬を大切にする文化が各地に根付いています。農耕馬として農家のよきパートナーであった時代も長く、農繁期中の休息日に神社をお参りし、馬を休ませるとともに無病息災を祈る行事が行われ、それが現在のチャグチャグ馬コにつながっているといわれています。
矢巾町でも、パレードが行われている滝沢市・盛岡市と同様に古くから農耕馬が大切な存在とされてきました。南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部の中にはパレードに60回以上出馬している家系もあり、愛馬精神の伝統・文化が長く紡がれています。
今後も同支部や矢巾町観光協会とともに、地域で育てられている馬と担い手の力を次世代につなぎ、岩手が誇る伝統文化の継承を支えていきます。

矢巾町 産業観光課 観光振興係
019-611-2605
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