劇場版アニメ「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」(増井壮一監督)の初日舞台あいさつが16日、「TOHOシネマズ 日劇2」(東京都千代田区)で行われ、主人公・野原しんのすけと、しんのすけの声を担当している矢島晶子さん、みさえ役のならはしみきさん、ひろし役の藤原啓治さんらが登場。しんちゃんは、「(映画では)父ちゃんも母ちゃんもひまわりもそこそこ頑張ってたけど、オラの大活躍にはみんな負けちゃう」と胸を張り、「みんながオラの笑顔見て、ちょっとでも笑顔に、楽しい気分になってくれたら、最高に幸せだぞー」と“しんちゃん節でアピールした。
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故・臼井儀人さんのマンガが原作で、今回が劇場版19作目。突然現れた国籍不明の少女・レモンによってスパイ訓練を受けたしんのすけが、スパイとなってアクション仮面の正義のカプセルを奪い返すため悪の博士の研究所に潜入する……というストーリー。主題歌は「関ジャニ ∞」の「イエローパンジーストリート」が起用されている。
舞台あいさつには、声優に初挑戦したアイドルグループ「関ジャニ ∞(エイト)」の村上信五さんと大倉忠義さんも登場。スパイファッションで身を包んだしんちゃんは、「スマートに、正体隠し、尻隠さず」「パニックは、絶対ダメよ、冷静に」「いつでもどこでもおやつはチョコビ」と、頭文字を取ると“ス・パ・イ”になる、自らの「スパイの心得」を披露し、村上さんと大倉さんを巻き込んで、「スパイ認定式」を行った。
矢島さんは、しんちゃんの声と地声を使い分け、「20年間、5歳児をやらさせていただいてます」と自己紹介。村上さんと大倉さんに対し、「さすがに関西弁がうまいなぁ。生まれたときから上手なの? バイリンガルってやつですなー。素晴らしい」と、しんちゃんの声でジョークを飛ばしていた。映画は全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)
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