小川洋子:マンガ原作「最果てアーケード」書き下ろし 「BE・LOVE」で連載開始

「BE・LOVE」(講談社)15号で連載を開始する「最果てのアーケード」(C)小川洋子・有永イネ/講談社 BE・LOVE
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「BE・LOVE」(講談社)15号で連載を開始する「最果てのアーケード」(C)小川洋子・有永イネ/講談社 BE・LOVE

 芥川賞受賞作「妊娠カレンダー」や「博士の愛した数式」などで知られる作家の小川洋子さんが原作を書き下ろしたマンガ「最果てアーケード」(有永イネさん画)が15日発売の女性向けマンガ誌「BE・LOVE」(講談社)15号で連載を開始する。小川さんがマンガ原作を手がけるのは今回が初めて。

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 作品の舞台は、「世界で一番小さなアーケード」。アーケードの番人「わたし」と愛犬ベベは、一癖ある客の買い物の手伝いをしている。時間が止まったような不思議な空間で次々と奇跡が起こる……というストーリー。アーケードを行き交う人々のドラマを描く。

 作画を担当する有永さんは、現役大学生で、同人誌を中心に活動してきたマンガ家歴1年半の新人。1日発売の「BE・LOVE」14号の「なき顔の君へ」で、商業誌デビューを飾っている。(毎日新聞デジタル)

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