子役の芦田愛菜ちゃん(7)が9日、東京都内で行われた映画「ライアーゲーム−再生−」(松山博昭監督)の完成披露舞台あいさつに登場。いつもにこやかで元気な役が多い愛菜ちゃんだが、今回はゲームを仕切る冷徹な事務局員で決して笑顔を見せない女性・アリスを演じ、そのギャップに苦労したといい、「クールさを出すのに、目や体を動かさないようにするお芝居は難しかったです」と振り返り、司会から「でも良かったですよ」と褒められると、「ありがとうございます」といつもの“愛菜ちゃんスマイル”を浮かべていた。
ウナギノボリ
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「ライアーゲーム」は甲斐谷忍さんのマンガが原作で、真っ正直な性格の女子大生の神崎直が、巨額の金を賭けてだまし合うライアーゲームに巻き込まれ、天才詐欺師の秋山深一とともに頭脳ゲームに挑戦するしていくサスペンス。07年に松田翔太さんと戸田恵梨香さん主演でドラマ化され、09年には「シーズン2」も放送。さらに、10年には劇場版「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」が公開され、興行収入23億円を超えるヒット作となった。
本作では、「ファイナルステージ」で松田さん演じる秋山に大敗したライアーゲーム事務局が復活。復讐(ふくしゅう)のために用意された新ゲーム「イス取りゲーム」に巻き込まれた秋山は、そのほか19人のゲームプレーヤーと、賞金20億円をかけ、壮絶な頭脳戦を繰り広げる……というストーリー。戸田さんに代わりオリジナルの新ヒロインとして多部未華子さんが登場するほか、「ライアーゲーム」の主催者・Ω(オメガ)を江角マキコさんら新メンバーが演じているる。そのほか、船越英一郎さん、小池栄子さん、要潤さん、鈴木浩介さんらも出演している。
舞台あいさつには、主要キャストが登場。ライアーゲーム史上最高傑作と胸をはる松田さんは、今回の映画でもゲームとその“必勝法”で展開するお決まりのパターンを“時代劇のような流れ”と例え、「僕が負けることはあるのかなと」と不敵な笑みを浮かべていた。映画は3月3日から、全国東宝系で公開。(毎日新聞デジタル)
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