柳沢きみお:「只野仁」のベテランが女性誌で初の連載 “好色で好食な”作家描く

柳沢きみおさんの「KOUSHOKU ダンディ」カット (C)柳沢きみお/創美社・オフィスユー
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柳沢きみおさんの「KOUSHOKU ダンディ」カット (C)柳沢きみお/創美社・オフィスユー

 「翔んだカップル」「特命係長 只野仁」などの作品で知られるベテランマンガ家の柳沢きみおさんが、23日発売の女性マンガ誌「オフィスユー」4月号(集英社)で新作「KOUSHOKU ダンディ」の連載を始める。女性誌での連載は初めてという柳沢さんは、「まさか60過ぎてから、女性誌で新連載を始めるとは思ってもいませんでした」と語り、作品について「好色で好食なダンディーな作家(でもマヌケ)を主人公にした話で、その両方をもじって『KOUSHOKU ダンディ』というタイトルにしました」とコメントしている。

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 同マンガは、「食」と「色」という二つの“ショク”にこだわりを持つエッセイストの創石夏雄(56歳、独身)が主人公。第1話は、自宅で鍋を作り至福の時間を味わっていた創石のもとに担当編集者の若井がやってきて、狙っている女性とのすし屋デートでの「粋なすしの食べ方」のアドバイスを創石に求めるが……という内容。

 創石のダンディーな外見に相反する、ちょっとおちゃめなキャラクターに加え、作品中で紹介されるオリジナルレシピや外食でのマナーなど実用的な要素も盛り込まれるという。(毎日新聞デジタル)

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