注目ドラマ紹介:「ハンチョウ~警視庁安積班~」 シリーズ第5弾は警視庁異動で安積班一新

1 / 6

 佐々木蔵之介さん主演の刑事ドラマシリーズ第5弾「ハンチョウ~警視庁安積班~」(TBS系)が9日スタートする。今回は佐々木さん演じる警部補・安積剛志が、神南署から警視庁に単身異動。人気シリーズながら安積以外のメンバーが一新されており、これまでチームワークで事件を解決してきた安積が、新天地となる警視庁の新安積班で、どこまで「ハンチョウ」らしさを貫くことができるのかが見どころだ。

ウナギノボリ

 「ハンチョウ」は09年4月期に連続ドラマシリーズがスタートし、10年は1月期と7月期、11年4月期に放送された。新シリーズの舞台は事件捜査の総本山、警視庁。神南署の安積に突然、新設された警視庁の川口総太郎刑事部長直属の特捜1係に異動の辞令が下るが、そこは本庁とは別棟で、捜査1課の「下請け」チーム扱いされており、新メンバーも各部署から集められたアウトロー的存在の面々ばかり。安積は、捜査1課でも所轄でもアウトサイダーで、捜査会議にも参加せず、初動捜査や現場検証にも立ち会えないという完全な“アウェー”状態に立たされてしまう。

 新安積班のメンバーとなるのは、俳優の小澤征悦さん、福士誠治さん、女優の比嘉愛未さん。安積を警視庁に呼んだ張本人、川口刑事部長を演じるのは、連続刑事ドラマ出演が74年の「特別機動捜査隊」以来約38年ぶりという里見浩太朗さん、安積のライバルとなる通称「鉄の女」、捜査1課長の真山塔子警視正役は、女優の高島礼子さんが熱演する。

 第1話は、特捜1係に異動してきた安積(佐々木さん)は、初日から特捜1係が真山塔子捜査1課長(高島さん)から目の敵にされていることを知る。そんな中、ひと足早く異動していた“新安積班”のメンバーである尾崎誠警部補(小澤さん)、結城沙緒里巡査(比嘉さん)、小池竜也(福士さん)が、手柄をたてようと単独で拳銃密輸取引の現場に張り込んでいたが、偶然少女が犯人との間に割って入ってきたため、少女を守ろうとした結城が人質となり、一転「立てこもり事件」になってしまう。事件の報告を受け、現場を包囲した警察と合流した安積は、ことの前後を把握できず当惑してしまう……という展開。

 ドラマは9日から毎週月曜午後8時に放送。初回には女優の岸本加世子さん、泉ピン子さんがゲスト出演する。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事