音楽プロデューサーの小室哲哉さんが18日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界を体感できる常設型エンターテイメント施設「ガンダムフロント東京」(東京都江東区)のオープニングセレモニーに登場。同施設が入る商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」屋外の広場に設置された高さ18メートルの実物大ガンダム立像の下の特設ステージで今回のために描き下ろした新曲など2曲を生演奏し、曲に合わせてガンダム立像が幻想的にライトアップされた。
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演奏を終えた小室さんは「緊張しました。ガンダムの下で演奏したのは世界で僕だけなので本当に光栄」と笑顔を見せ、くも膜下出血で入院し現在は自宅療養中の妻・KEIKOさんについて、「(新曲の作曲を)終わってから聴かせました。今日も出かけるときに、(主人公アムロ・レイのものまねで)『小室、行きまーす!』って言ったら、『行ってらっしゃい』と言ってくれるようになりました」と明かし、「まだまだリハビリです。ガンダムが応援してくれてますし」と話し、「順調に回復している?」と聞かれると、「(そう)だと思います。焦らず焦らずですね」と話していた。
セレモニーには、小室さんのほか、アムロ役の声優・古谷徹さんも出席。小室さんは、今回の夜間演出のために新たに書き下ろした新曲(曲名未定)と、自らが手がけた88年公開の映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のテーマ曲を、ガンダム立像の足下で生演奏。背面に位置する施設壁面には、過去のガンダムシリーズの名シーンの数々が投影された。立像は色とりどりにライトアップされ、今回初めて立像胸部のコックピット部分が開き、中からヘルメットをかぶったアムロの姿が映し出された。
実物大ガンダム立像「RG1/1 RX78−2 ガンダム Ver.GFT」は、「ダイバーシティ東京 プラザ」屋外の広場に設置されており、自由に見学可能。19日の施設オープン後は、昼間には頭部の稼働やミスト噴射などの演出がされ、夜間には立像後部の壁面に巨大な映像を投影し、立像をライトアップする演出が予定されている。(毎日新聞デジタル)
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