中山美穂:盟友・北川悦吏子の奇跡の復活に感涙 映画「新しい靴を買わなくちゃ」

「新しい靴を買わなくちゃ」の初日舞台あいさつに登場した中山美穂さん(左)と向井理さん
1 / 12
「新しい靴を買わなくちゃ」の初日舞台あいさつに登場した中山美穂さん(左)と向井理さん

 中山美穂さんが6日、東京都内で開かれた主演映画「新しい靴を買わなくちゃ」の初日舞台あいさつに、監督と脚本を担当した北川悦吏子さんや共演者と登場した。映画は、北川さんが6年前から企画していたといい、北川さんは「6年かかったのは、私が体調を崩して、入院していたから。美穂ちゃんや(プロデューサーの)岩井(俊二)さんが待ってくれて、励まし続けてくれた。生きているといいことがある。奇跡ってあるんだなと思った。ありがとうという気持ちでいっぱい」と涙を流すと、中山さんは“盟友”の話に感極まった様子で目に涙を浮かべていた。

ウナギノボリ

 映画はパリを舞台に、フリーライターの女性・アオイ(中山さん)と日本から観光でパリに来たカメラマンの青年・セン(向井理さん)の3日間の恋を描く。センの妹で、日本とパリで遠距離恋愛中の恋人の元を訪れるスズメを桐谷美玲さん、スズメの恋人・カンゴを綾野剛さんが演じる。音楽監督を坂本龍一さんが担当した。

 舞台あいさつには、向井さん、桐谷さん、綾野さん、岩井さんも登壇。中山さんは「今度、向井さんと共演するならどんな作品にしたいか?」と聞かれ「どこか異国に行きたい。ハードアクションコメディーがいい」と提案すると、向井さんは「想像できない。アクションをやったことないけど……。やります?」と少し戸惑っている様子だった。

 また、夫でミュージシャンや作家、映画監督などマルチに活躍する辻仁成さんとともにパリに生活の拠点を置く中山さんは、撮影やプロモーションのためにパリと日本を何度も往復したことについて「(日本は)遠くないです。どこでもドアを開けたような感じ」と笑顔で話していた。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 12 枚

映画 最新記事