興行収入が41億円を突破するなどヒット中の劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)の主人公・花の家のモデルとされる富山県の古民家を訪問したり、現地で農作業を体験できる「『おおかみこどもの雨と雪』舞台のモデル 富山県での暮らし体験会」が11月10~11日と11月23~25日に開催される。
ウナギノボリ
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細田監督は富山県上市町出身で、映画では同地域の山岳地帯や田園をモデルとした風景が描かれていることもあり、体験会を企画した同県の地域振興課の担当者によると、「映画が公開されてから、20~30代を中心に全国から聖地巡礼(アニメを見たファンが舞台になった場所を訪問する現象)に訪れている」という。
体験会では、古民家の家主に映画にまつわる話を聞けるのに加え、訪問記念として花(球根)を植えられる。また、地元の人との交流会が開かれるほか、名産の越中瀬戸焼の窯元を訪問できる。料金は、第1回(11月10~11日)が1万4800円、第2回(11月23~25日)が2万8800円で、JR富山駅までの交通費は自己負担。募集人数は各30人。
「おおかみこどもの雨と雪」は、細田監督が新たに設立した「スタジオ地図」が製作したオリジナルアニメ作品。主人公・花と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の雨と雪の成長と自立までの13年間を描く。花の声を女優の宮崎あおいさんが、花と子どもたちを優しく見守る“おおかみおとこ”の声を俳優の大沢たかおさんが担当している。(毎日新聞デジタル)
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