酒井法子:復帰舞台の制作会見に登場「心の底から感謝」と

舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」制作発表に登場した井法子さん
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舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」制作発表に登場した井法子さん

 09年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けていた女優の酒井法子さんが、執行猶予期間が明けた24日、主演舞台「碧空の狂詩曲~お市の方 外伝~」の制作会見に登場した。酒井さんが会見するのは、09年9月の謝罪会見以来。酒井さんはベージュのワンピース姿で、「今回、舞台に立たせていただくことになり、ただただ素直にうれしい。ただただ本当に心の底から感謝。その気持ちしかありません」と語った。

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 酒井さんは、09年8月に覚せい剤取締法違反で逮捕。同年9月17日に保釈保証金500万円で拘留先の警視庁東京湾岸署を40日ぶりに保釈され、同日謝罪会見を開いた。同年11月に覚せい剤取締法違反(使用・所持)の罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受け、芸能活動を自粛していた。

 この日の会見は、「本格的に稽古をスタートさせる前に、きちんと会見をしたい」という酒井さんの意向で開かれた。酒井さんは「舞台の仕事をいただいたのがただただ本当にうれしくて、心からやらせていただきたいと思いますし、私がやってもいいのかという気持ちもありましたが、ただただうれしかった」と復帰の喜びを語り、復帰への迷いは「いろいろ考えたこともありましたが、周りのみなさんが背中を押してくださった部分もあり私自身もやりたい気持ちもあってこの場にいます。この3年間、私の見えないところでファンの方が『法子がんばれよ』といただいたお手紙もあり、今日この日を喜んでくれていると思う」と話した。

 制作発表の後で謝罪会見が開かれる。会見には、柴田勝家役で今井雅之さんらも参加し、「酒井の方がこの3年間戦国時代だと思う」と笑顔を見せながら、「彼女もいろいろ反省あると思うと思うのですが、今日から晴れて執行猶予も明けた」と気遣った。動画配信サービス「ニコニコ動画」の「ニコニコ生放送(ニコ生)」で生中継された。

 舞台は、酒井さん演じる織田信長の妹・お市が主人公。戦国の世で重要な役割を果たしたお市の生涯を、政略であったとされているさまざまな出来事を、お市自身が選んだものとして描いていく。織田信長役で金山一彦さんが出演。脚本・演出を俳優の斎藤歩さんが手がける。12月15~24日に「渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール」(東京都渋谷区)で上演される。(毎日新聞デジタル)

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