酒井法子:「新たに再スタート」と復帰会見 3年は「長くつらい日々」

芸能界復帰会見を行った酒井法子さん
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芸能界復帰会見を行った酒井法子さん

 09年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けていた女優の酒井法子さんが、執行猶予期間が明けた24日、東京都内で復帰会見を行った。主演舞台「碧空の狂詩曲~お市の方 外伝~」で女優復帰する酒井さんは「本日11月24日より新たに再スタートをさせていただきます。酒井法子です」とあいさつ。執行猶予が切れた時の気持ちは「3年という月日を振り返り、本当にいろんな方に支えていただいた。長くつらい日々ではありましたが、今日という日を迎えられて感謝しています」と言葉を選びながらうゆっくりと語った。 

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 覚醒剤をまた使用するのではという声には「私自身、自分の中からそういったものを断つということに対して、苦しんだことはありません。本当にきっぱりと断ち切ることができて、やはり気持ちひとつ、意識ひとつで可能だと感じました」と語り、逃亡生活を送っていたことに「あのときは本当に気が動転してしまって、ただただ怖くて、ああいった行動を取ってしまった。いま振り返ってみると、自分自身の認識の甘さを感じていますし、心から反省しています」と答えた。

 酒井さんは、09年8月に覚せい剤取締法違反で逮捕。同年9月17日に保釈保証金500万円で拘置先の警視庁東京湾岸署を40日ぶりに保釈され、同日謝罪会見を開いた。同年11月に覚せい剤取締法違反(使用・所持)の罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受け、芸能活動を自粛していた。

 この日の会見は、「本格的に稽古をスタートさせる前に、きちんと会見をしたい」という酒井さんの意向で開かれ、同舞台の制作発表と同時に行われた。動画配信サービス「ニコニコ動画」の「ニコニコ生放送(ニコ生)」で生中継された。

 舞台は、酒井さん演じる織田信長の妹・お市が主人公。政略であったとされている様々な出来事を、お市自身の選択によるものとして描き、戦国の世で重要な役割を果たしたお市の生涯を、政略であったとされているさまざまな出来事を、お市自身が選んだものとして描い描いていく。織田信長役でに金山一彦さん、柴田勝家役でに今井雅之さんららが出演。し、脚本・演出を俳優の斎藤歩さんが手がける。12月15~24日に「渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール」(東京都渋谷区)で上演される。(毎日新聞デジタル)

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