女優の川島海荷さんが23日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のジャンプフェスタ2013で行われたマンガ「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」のスペシャルステージにサプライズゲストとして登場。同作初の劇場版アニメ「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」のアフレコで初めて男の子の声に挑戦した川島さんは「声を低くした方がいいのかなっていろいろ試行錯誤していたんですが、監督にそのままの声でいいと言われたので何も作らずやらせてもらいました」と裏側を語った。
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「HUNTER×HUNTER」は、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中のコミックス累計6000万部以上を発行する冨樫義博さんの人気マンガ。「緋色の幻影」は、冨樫さんが約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた“幻のネーム”から構成したオリジナルストーリー。主人公・ゴンの仲間で、美しい「緋(ひ)の眼」を持つクルタ族の生き残りでもあるクラピカは、自身の「緋の眼」を奪われ重傷を負ってしまう。駆けつけたゴンたちは、クラピカから「緋の眼」を奪ったのがクルタ族の1人だったと聞き、捜査を開始するが、突然現れた幻影旅団から「緋の眼」を奪った犯人は幻影旅団の元メンバーで、ナンバー4の「オモカゲ」だと聞かされる……というストーリー。13年1月12日公開予定。
川島さんはクラピカの親友でクルタ族の少年のパイロを演じており、好きなキャラクターについて「クラピカ」だと明かし、「普通にタイプですね。私が優柔不断なんですけど、しっかりしていて引っ張ってくれそう」とはにかんだ。
また、ステージにはゴン役の潘めぐみさんらレギュラー声優陣も登場。潘さんは、会場につめかけたファンに向けて「実は私、小学校の時は客席側に座っていたんですが、こうして縁があってこの作品に参加できて、みなさんにお会いできてうれしいです」と語り、友情が描かれた同作を「そういった縁や絆がぎっしりつまったのが劇場版だと思っています。ぜひよろしくお願いします」とアピールした。(毎日新聞デジタル)
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