いわずと知れた「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリスさんと、「ダークナイト ライジング」(12年)や「インセプション」(10年)に出演していたジョセフ・ゴードン・レビットさんが共演したアクション「LOOPER ルーパー」(ライアン・ジョンソン監督)が12日から全国で公開される。舞台は2074年の近未来。犯罪者組織は、邪魔者を消すためにタイムマシンを悪用、標的を30年前に転送しては、“ルーパー”と呼ばれる処刑人に始末させていた。そのルーパーの一人、ジョーの前に、あるとき1人の男が飛ばされてくる。実はその男こそ、30年後のジョー自身だった。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
未来の自分がなんのためにやって来たのか。また、“レインメーカー”なる独裁者の正体が何者なのかが見どころ。ジョンソン監督は、今作の構想に10年を費やし、また、自身の監督デビュー作「BRICK ブリック」で主演したゴードン・レビットさんをジョー役に想定して脚本を書いていったという。
その30年後のジョーを演じるのがウィリスさんだが、それにしても、この2人は似ていない。しかし、そんなことは今作においてはささいなことで、むしろ重要なのは、ストーリーラインの意外性だ。時空間移動を扱う物語において、現在の自分と未来の自分が対面するのは御法度だ。ところがそれを今作では堂々とやってのけるのだから恐れ入る。さらに、サスペンスやヒューマンな要素など盛りだくさんで、アクションだけだと思って見始めたため、物語の複雑さ、深遠さに驚いた。丸の内ルーブル(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
今をときめくスターやアーティストにも、初出演、初イベント、初ライブなど必ず存在する“はじめて”の瞬間。そんな未経験ならではのドキドキの瞬間を、本人に振り返ってもらうのが「私のはじ…
俳優の土屋太鳳さんが、映画「赤羽骨子のボディガード」(石川淳一監督、8月2日公開)に出演することが明らかになった。男として育てられ、ヒロインの赤羽骨子を殺したいほど憎む実の姉・尽…
映画「花束みたいな恋をした」(2021年)やドラマ「Mother」(日本テレビ系、2010年)で知られる坂元裕二さんのオリジナル脚本を、是枝裕和監督が映画化した「怪物」が、5月2…
5月24日公開の映画「おいしい給食 Road to イカメシ」に出演している俳優の大原優乃さん。本作は学校給食を題材にした人気シリーズの劇場版最新作で、大原さんは昨年秋に放送され…
ドラマ「あぶない刑事(デカ)」(通称・あぶ刑事)シリーズの最新作となる映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督)の初日舞台あいさつが5月24日、東京都内で行われ、俳優の舘ひろし…