女優の橋本愛さんが2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開かれた主演映画「さよならドビュッシー」(利重剛監督)の舞台あいさつに、共演者の清塚信也さんや相楽樹さんらと登場した。橋本さんは、相楽さんとの共演を「(自分と)似ているところがあり、干渉せずに仲良くなった。積極的にコミュニケーションをとるのが得意ではないので、一緒にいて楽でした」と楽しんだ様子。清塚さんが「僕は?」とたずねると、橋本さんは「初めて会ったときの記憶がない。人見知りなので……」と話し、清塚さんは「目を合わせてくれなかったんですよ。怒っているのかな?と思った」とエピソードを明かした。
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「さよならドビュッシー」は中山七里さんの同名小説を映画化。火事で重傷を負ったが復活し、ピアニストへの夢を追い続ける16歳の少女・香月遥(橋本さん)と、遥の指導者で音大生の岬洋介(清塚さん)が不可解な事件の謎を解いていく。遥と暮らす祖父をタレントでミュージシャンのミッキー・カーチスさん、両親が行方不明になったため、遥と暮らすことになったいとこの片桐ルシアを相楽さんが演じる。
バレンタインデーが近いこともあり、舞台あいさつでは、橋本さんが清塚さんにチョコレートを手渡すことに。清塚さんは「本命と受け止めていい?」と大喜びしたが、橋本さんは「丁重にお断りします」と即答。最後に、清塚さんがチョコレートを落としてバラバラに割れてしまうというハプニングが発生し、清塚さんは「(自分)こういう星の下に生まれてきたんだよな」と悔しがっていた。(毎日新聞デジタル)
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