注目の新譜：布袋寅泰「COME RAIN COME SHINE」　英国の香り漂う4年ぶりの新作

　ロンドンを拠点に活躍するロックミュージシャンの布袋寅泰さんが、ニューアルバム「COME RAIN COME SHINE」（EMIミュージック・ジャパン）を6日に発表した。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　オリジナルアルバムは、09年の「GUITARHYTHM 5」以来、実に4年ぶり。シングル曲「Promise」「Don’t Give Up！」の発表や、コンサートツアー、楽曲提供などさまざまな話題があったため久しぶりという印象はないが、布袋さんがアルバムの発表にこれほどの間を空けたのは初めてだという。布袋さんらしいストレートなロックナンバーや美しいバラードがある一方、突然、曲調が変化する「My Ordinary Days」などメロディーメーカーとしての新たな一面を見せる曲も収録。ひねくれたポップセンス、ゆとりのあるサウンドデザインなど、英国のロックの伝統がそこかしこに見えるアルバムだ。「嵐が丘」はPS3用ゲームソフト「真・三國無双7」のイメージソング。

　アルバム「COME RAIN COME SHINE」は全12曲入りで3000円。「Don’t Give Up！」「Promise」のミュージックビデオを収めたDVD付きの初回限定盤は3500円。布袋さんは3月15日の市川市文化会館大ホール（千葉県市川市）からコンサートツアー「Rock’n Roll Revolution Tour 2013」を行う予定。（毎日新聞デジタル）