フランダースの犬:ルーベンス展で、パトラッシュやネロのブックマーク限定販売

「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展の会場限定で販売されている「フランダースの犬」スティッピー(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.
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「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展の会場限定で販売されている「フランダースの犬」スティッピー(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.

 名作アニメ「フランダースの犬」のスティッピー(ブックマーク)が、Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都渋谷区)で21日まで行われる「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展の会場限定で販売されている。

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 同展覧会は、17世紀に活躍したベルギーの画家ペーテル・パウル・ルーベンスの作品展で、「聖母子と聖エリサベツ、幼い洗礼者ヨハネ」など日本初公開の作品のほか、「フランダースの犬」の主人公ネロ少年が一目見たいと思い続けた名画「キリスト降架」の版画作品も展示されている。チケットは一般が1500円、大学・高校生が1000円、中学・小学生が700円。

 ブックマークはネロと愛犬パトラッシュ、幼なじみのアロアが仲良く寄り添うイラストがあしらわれたクリア仕様。何度でも貼ったり剥がしたりでき、文庫本や手帳、ノートなどに使用できる。価格は600円。

 「フランダースの犬」は、19世紀のベルギー・アントワープ地方を舞台に、ネロ少年が貧しい暮らしの中、画家になる夢を抱きながら懸命に生きる物語。75年に「世界名作劇場」(フジテレビ系)で放送された。最終回、ネロ少年がアントワープ大聖堂に飾られたルーベンスの祭壇画の前で、パトラッシュを抱きしめたまま命を落とすシーンは、感動の名場面として広く知られている。(毎日新聞デジタル)

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