映画興行成績:「モンスターズ・ユニバーシティ」が初登場首位 「銀魂」も好調

「モンスターズ・ユニバーシティ」の一場面 (C)2013 Disney/Pixar.All Rights Reserved.
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「モンスターズ・ユニバーシティ」の一場面 (C)2013 Disney/Pixar.All Rights Reserved.

 8日に発表された6、7日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー/ピクサーによる大ヒット作「モンスターズ・インク」(2001年)の続編となる「モンスターズ・ユニバーシティ」が、初登場首位を獲得。全国661スクリーンで公開され、土日2日間で約61万5000人を動員し、興行収入約8億4800万円を記録した。ジャスティン・リン監督が手がけた大人気カーアクション映画のシリーズ第6弾「ワイルド・スピード EURO MISSION」は2位。全国610スクリーンで公開され、土日2日間で約33万人を動員、興行収入約4億4600万円となり、新作が1、2位を独占した。

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 このほか、新作はトップ10中に5作品がランクイン。4位は、架空の江戸を舞台にした人気マンガの劇場版アニメ第2弾「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」で、全国127スクリーンとやや小規模での公開ながら、土日2日間で約22万1000人を動員、興行収入約2億8200万円と好スタートを切った。

 5位は、やなせたかしさん原作の人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版アニメ第25作「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」、8位はアニメ「忍たま乱太郎」の実写映画化第2弾「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」だった。

 「モンスターズ・ユニバーシティ」は、人間の子供たちの悲鳴がエネルギー源のモンスターシティで、エネルギーを集める会社“モンスターズ・インク”に勤めるサリーとマイクの大学生時代を描いた物語で、今回はマイクが主人公を務める。「ワイルド・スピード EURO MISSION」は、リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ビン・ディーゼルさん)の前に、FBI特別捜査官のホブス(ドウェイン・ジョンソンさん)が現れ、世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請する……という展開。

 「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」は、原作者の空知英秋さんが書き下ろした完全新作ストーリーで、これまで語られることのなかった真実が明かされるといい、06年に始まったアニメ版の完結編となる。「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」は、「希望」をテーマに、“空をきれいにできるハンカチ”を鼻から出そうと毎日練習しているパオと、アンパンマンたちの交流を描く。「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」は、手にした者が天下を制するといわれている幻の妖刀・極楽丸の奪還に忍術学園の忍者のたまご“忍たま”たちが挑む……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

1位 モンスターズ・ユニバーシティ

2位 ワイルド・スピード EURO MISSION

3位 真夏の方程式

4位 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ

5位 それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ

6位 100回泣くこと

7位 アフター・アース

8位 忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段

9位 華麗なるギャツビー

10位 ハングオーバー!!!最後の反省会

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