小島慶子:プロ同士のプレゼン対決に感心 WOWOW新番組「The Evangelist」でMC

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 元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子さんがこのほど、司会を務めるWOWOWの新番組「The Evangelist プレゼンター チャンピオンシップ」の初回収録後に、オブザーバーを務めるホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫社長とともに取材に応じた。小島さんは「めったに見ることができないプレゼン自体が、さらにショーアップされてエンターテインメントとして見られる」と番組のスタートを喜び、「プロが真剣になるかっこよさを見てほしい」とアピールした。

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 同番組は、視聴者のインターネット投票でレギュラー番組を決める「大人番組リーグ」の一環として2012年11月に放送され、レギュラー化する4番組の一つに選ばれた。2人のスペシャリストが登場し、クライアントからのリクエストに応えるプレゼンテーションを展開するという内容で、全面LEDスクリーンに囲まれた東京・六本木のニコファーレを会場に、クライアントの要望を満たすため、スペシャリストたちが自分や自らのアイデアを魅力的に見せるプレゼン力を発揮し、本気のプレゼンバトルを繰り広げる。

 番組について、小島さんは「人の説得の仕方は勉強になることが多い。人が納得するってそういうことか。何が共感を呼ぶのか参考になる」と感心。馬場さんも「スティーブ・ジョブズがプレゼンを芸術の域にまで変えた。(番組では)プレゼン下手と言われた日本人がここまでやるかと思った。最先端ですよ」とうなずいた。プレゼンについて小島さんは「人前で発表することって小学校のころとかは恥ずかしいことだった。私みたいに押し出しが強いと言われる、出過ぎと言われる人が励まされるんじゃないかな。私は長所だと励まされました」と笑顔で語った。

 レギュラー放送の初回では、フリーマガジン「R25」を立ち上げた元編集長の藤井大輔さん(リクルートライフスタイル・ゆこゆこ)と、大手企業の広告やキャンペーンを手がける島崎昭光さん(螢光TOKYO クリエイティブ・ディレクター)が、「献血してくれる人を増やすには?」というテーマで、クライアントの日本赤十字社にプレゼンする。馬場さんは「プロがやるこのプレゼン自体にまず数百万かかる。それを見られるぜいたくさ! お得な番組ですよ」とPR。小島さんも「発想力のヒットを見られます。大人はもちろん、中学生が『すげーかっこいい!』と言ってみられる番組」と、その面白さに太鼓判を押していた。番組は、WOWOWプライムで21日から毎月第3日曜午後11時から。初回は無料放送。なお、ルーツとなった「大人番組リーグ」版も17日午後7時45分から再放送される。(毎日新聞デジタル)

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