まんが家セット:豪華すぎる付録が今度は「ちゃお」に ライトボックスで写し描きも

「ちゃお」3月号付録「パーフェクトまんが家セットふろくBOX」
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「ちゃお」3月号付録「パーフェクトまんが家セットふろくBOX」

 マンガの描き方が学べる「まんが家セット」が、3日に発売される小学館の少女マンガ誌「ちゃお」3月号の付録となって登場する。ライトボックスを使って、人気マンガの写し描きができる豪華な内容だ。2013年にはライバル誌の「なかよし」(講談社)がペンやスクリーントーンなどをセットにして「豪華すぎる」と話題になったが、今回は女の子向けマンガの最大誌「ちゃお」が仕掛けるとあって注目を集めそうだ。

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 ライトボックスのサイズは、縦14センチ、横11センチ、厚さ2センチで、ハガキ程度の厚さの紙でも充分に透けるという。他にも太さ0.38ミリのコミックペン、12種類のスクリーントーン、3枚の原稿用紙、トレース用のイラストテンプレートに加え、トーンの張り方やベタの塗り方、サインの描き方などをレクチャーした「まんがレッスンBOOK」が付く。本誌折り込みのイラストテンプレートから「ドーリィ・カノン」「ちび☆デビ」など連載作品のキャラクター、さまざまなタイプの顔のパーツが写し描きできる。

 ちゃお編集部によると、ライバル誌のチャレンジが背景にあることを明かしながらも「マンガ好きな女の子たちには、自分で描くことも好きな子が多いので、描く楽しさを提供したい。描くことで、マンガ家のすごさも感じてもらい、さらにマンガを好きになってもらえれば」と話している。

 「まんが家セット」は、ペンや原稿用紙、スクリーントーン、テキストなどを同梱(どうこん)し、マンガの描き方を学ぶことができる人気付録。同セットが付いた「なかよし」13年3月号は1週間で完売し、「購入できない」との問い合わせが殺到。また第2弾を付録にした同誌13年9月号は、通常の4割増の部数で出荷されるなど話題を集め、13年12月には「24日で夢がかなう☆最強まんが描き方BOX」として単独商品化が実現した。

 「ちゃお」3月号は550円。「パーフェクトまんが家セットふろくBOX」に加え、「アイカツ!袋とじBOOK」も付く。

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