注目の新譜:「SAKUMA DROPS」 プロデューサー佐久間正英さんの軌跡

佐久間正英さんがプロデュースした曲を収録したコンピレーションアルバム「SAKUMA DROPS」のジャケット
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佐久間正英さんがプロデュースした曲を収録したコンピレーションアルバム「SAKUMA DROPS」のジャケット

 胃がんのため、今年1月16日に亡くなった音楽プロデューサーの佐久間正英さんがこれまでに手掛けてきた楽曲を集めたコンピレーションアルバム「SAKUMA DROPS」(ビクターエンタテインメント)が5日に発売された。

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 「今までやったレコーディングで一番大変だった」という1978年11月21日に発売した遠藤賢司さんの「東京ワッショイ」から、昨年12月13日、病院からスタジオに向かい録音した自身名義の「Last Days」まで、35年にわたって手がけてきた楽曲からBOΦWY、THE BLUE HEARTS、GLAY、JUDY AND MARY、エレファントカシマシ、くるりなど、レコード会社の枠を超えて選ばれた全34曲を収録。アーティストの強い個性を生かし、磨きをかけながら、そのときどきの時代にふさわしい音楽に仕立ててきた佐久間さん。時代を超えて愛される音楽と、商業的な成功の両方を得た楽曲を次々に生み出した希少な才能の持ち主の佐久間さんの仕事の一端をまとめている。

 アルバム「SAKUMA DROPS」はCD2枚組み、全34曲入りで3500円(税抜き)。

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