コロッケ：しんちゃん物まねは不発　7点の辛口採点にがっくり

　ものまねタレントのコロッケさんが19日、東京都内で行われた人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん　ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん」の初日舞台あいさつに登場。アニメの主人公・野原しんのすけの物まねをリクエストされたコロッケさんは「むちゃぶり」と戸惑いつつも、「しんのすけだぞー」と声まねを披露。しかし、しんのすけの声優・矢島晶子さんから「（100点中）7点。田舎のおじさんぽかった」と辛口採点。コロッケさんは肩を落としつつ、「練習して頑張ります。今度やる時はテレビでやります！」と“物まねの帝王”としてリベンジを誓っていた。

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　物まねは不発だったものの、しんのすけとの共通点を「怒られてもこりずにやること」と語ったコロッケさん。しんのすけの着ぐるみとお尻をくっつけて笑いを取るなど、息のあったところを見せる場面も。また、物まねでは、お得意の北島三郎さん、徳永英明さん、長渕剛さんなど次々とレパートリーを披露。当日、映画の撮影のため欠席したゲスト声優の武井咲さんから「“ロボ”五木ひろしを会場で披露してください」とメッセージを送られると、五木さんの「契り」を歌いながら、ロボットのような動作を間に挟んで会場を笑わせた。

　同作は劇場版22作目で、しんのすけの父・ひろしがロボットになってしまうストーリー。コロッケさんは、家庭での立場がすっかり弱くなってしまった日本の父親たちの復権をもくろむ「父ゆれ同盟（父よ、勇気で立ち上がれ同盟）」に所属する科学者役の声を務めている。