弱虫ペダル:外伝が異例の再掲載 人気で売り切れ店続出

「弱虫ペダル」の外伝シリーズ「弱虫ペダル SPARE BIKE」の第1話が掲載されて売り切れ店が続出した「別冊少年チャンピオン」9月号
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「弱虫ペダル」の外伝シリーズ「弱虫ペダル SPARE BIKE」の第1話が掲載されて売り切れ店が続出した「別冊少年チャンピオン」9月号

 月刊マンガ誌「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)9月号(8月12日発売)に掲載された「弱虫ペダル」の外伝シリーズ「弱虫ペダル SPARE BIKE(スペア・バイク)」第1話が、12日発売の同誌10月号で再掲載されることが明らかになった。同作に人気が集まり、9月号の売り切れ店が続出するなどしたことから、秋田書店は再掲載を決めたという。一度掲載されたマンガが数年以上経過してから“復刻”という形で掲載されることはあるが、1カ月という短期間で再掲載されるのは異例。

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 「弱虫ペダル」は、渡辺航さんが「週刊少年チャンピオン」(同)で連載中のマンガ。フィギュアやアニメが大好きな小野田坂道が、入学した千葉県の総北高校でロードレースと出合い、仲間と共にインターハイ優勝を目指す……というストーリー。テレビアニメ第1期がこのほど終了し、第2期が10月にスタートする。

 「SPARE BIKE」は、坂道が1年生のときに3年生だったキャラクターの過去を描く外伝で、これまで巻島裕介や新開隼人、荒北靖友がフィーチャーされてきた。新シリーズでは、総北高校のライバル・箱根学園のクライマー東堂尽八の過去が描かれている。「別冊少年チャンピオン」10月号には第1話と第2話が同時掲載される。

 これまでマンガ誌では、「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で荒川弘さんの「鋼の錬金術師」最終回、「ゲッサン」(小学館)であだち充さんの「MIX」第1話、「ヤングエース」(KADOKAWA)で貞本義行さんのマンガ「新世紀エヴァンゲリオン」最終回が再掲載されたことがあり、それぞれ異例の措置として話題を呼んだ。

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