スタジオジブリの劇場版アニメ「ゲド戦記」「コクリコ坂から」の宮崎吾朗監督が初めて手がけたテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)の試写会が2日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた。同作は、宮崎監督が初めてスタジオジブリを離れて制作した作品で「本当にジブリに帰れるのか心配。皆さんと同じような現状認識しかないので、ジブリがどうなっているのか分からない。武者修行に行ったままになるのかも……」と話した。
ウナギノボリ
インタビュー:筧美和子 30歳、原点のグラビアに立ち返った
宮崎監督は、フル3DCGで制作された同作について「3DCG、結構いけるじゃん! もっとよくなると思う」と自信を見せた一方、全26話のうち、現在、完成しているのは3話のみという厳しい進行状況を明かし、「心配なのは、本当に完成するのか?というところ」ともらした。
試写会には、ドワンゴの川上量生プロデューサーやローニャ役の白石晴香さん、ビルク役の宇山玲加さんらも登場。宮崎監督は、同作を制作することになった経緯を「『コクリコ坂から』が終わった後、ジブリで腐っていたところ、川上さんに声をかけてもらった。(ジブリの)鈴木(敏夫)プロデューサーに『ジブリにいる限り、宮崎駿の影響から逃れられない。外でやってこい。武者修行だから』『どうせやるならCGで』と言われた」と語った。
アニメは、「長くつ下のピッピ」シリーズなどで知られるスウェーデンのアストリッド・リンドグレーンの同名の児童文学が原作。森の巨大な古城に暮らす山賊・マッティスの一人娘・ローニャが、不可思議な生物が生息する森で生きるすべを学んでいく……というストーリー。少女ローニャの成長と家族の物語が描かれる。3DCG制作会社のポリゴン・ピクチュアズが制作し、スタジオジブリも制作に協力する。初回はNHK・BSプレミアムで10月11日から毎週土曜午後7時に放送。
「泣きたい私は猫をかぶる」「雨を告げる漂流団地」「ペンギン・ハイウェイ」などで知られるスタジオコロリドの長編アニメ最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」が5月24日にNetflix…
特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の第36話「ケミーの起源!我は理解する」が、5月19日に放送される。
人気アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」に登場するバーグラリードッグのプラモデルが、バンダイスピリッツの「HG」シ…
活動12年目に突入した声優アイドルユニット「i☆Ris(アイリス)」の劇場版アニメ 「i☆Ris the Movie - Full Energy!!-」が5月17日に公開された。…
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガが原作のアニメ「怪獣8号」。怪獣を討伐する日本防衛隊の第3部隊の副隊長を務める保科宗四郎を演じる…