女優の真木よう子さんが、水城せとなさんの人気マンガを映画化し、2015年公開予定の「脳内ポイズンベリー」で主演し、年下男性との恋に悩み“脳内会議”を繰り広げてしまう優柔不断な“アラサー”のいちこを演じることが24日、明らかになった。真木さんは「役と自分の性格がかけ離れていて『これは挑戦だな』と思いました」とコメントしている。いちこの“脳内会議”で議長を務める吉田を西島秀俊さんが演じる。
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「脳内ポイズンベリー」は、2010年からマンガ誌「Cocohana」(集英社)に不定期連載されている。映画は携帯小説家の櫻井いちこ(真木さん)が、飲み会で出会った年下の早乙女(古川雄輝さん)と職場の優しい草食男子の越智(成河さん)の間で揺れ、脳で議長の吉田(西島さん)ら5人のメンバーが会議をしながら恋愛に奮闘する……というストーリー。“脳内会議”のメンバーの「ポジティブ」を神木隆之介さん、「ネガティブ」を吉田羊さんが演じ、桜田ひよりさん、浅野和之さんも出演する。
真木さんは「設定がまず面白い!まだ役をつかみきれていない部分が多く“脳内会議”で言うと『ネガティブ』な自分が出てきそうですが、そこを踏ん張って何事もポジティブに考えて、気合を入れて頑張っていこうと思っています」と意気込んだ。真木さんと西島さんは、2014年4~7月に放送されたTBSとWOWOWの共同制作ドラマ「MOZU」シリーズでも共演しており、西島さんは「『MOZU』とは180度違うテイストの話で、お互いに全く違う性格の役なので、新たな一面を見られるのではないかと思っています」とコメントしている。
また原作者の水城さんは真木さんと西島さんを「大好きな役者さん」といい、「硬派な役の多い西島さんが今回、常にうろたえ気味で風見鶏な議長を演じてくださることや、カッコイイ女性のイメージの強い真木さんが、優柔不断で翻弄(ほんろう)されてばかりのヒロインを演じてくださることも、いちファンとしてとてもワクワクしています」と期待のコメントを寄せた。
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