女優の有村架純さんが17日、TOHOシネマズ六本木(東京都港区)で行われた主演映画「ビリギャル」(土井裕泰監督)の大ヒット舞台あいさつに登場した。1日の公開から16日までの集計で、観客動員数120万6800人、興行収入14億7300万円を記録する大ヒットを受け、有村さんは「撮影しているときには思ってもいませんでした」と心境を明かし、「まだまだ『ビリギャル』は走りだしたばかり。これからもこの映画がいろんな方に届くように私も頑張っていきたい」と笑顔を見せた。
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さらに、「ポスターを見る限り、若い子向けなのかなと感じると思いますが、来場者の中に夫婦やシニア層の方が来てくれていると聞いて、口コミか何かで広がっていったんだろうし、この映画がみなさんの中のコミュニケーションツールになっていてくれるならうれしいです」と感謝。イベントには共演の伊藤淳史さんと吉田羊さん、土井監督も出席し、有村さんとともに客席へ下りて、観客に「大入り袋」を手渡しする一幕もあった。
「ビリギャル」は、累計発行部数100万部を突破した坪田信貴さんの書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(通称・ビリギャル)を基に実写化した映画で、偏差値30の女子高生・さやか(有村さん)が、塾講師の著者・坪田さん(伊藤さん)から心理学を駆使した指導を受けてやる気に目覚め、慶応大学に現役合格するまでの1年半を追う物語が展開する。
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