蓮佛美沙子：民放連ドラ初主演で35センチ断髪　成宮、もこみちと“三角関係”に

　女優の蓮佛美沙子さんが、7月からスタートする連続ドラマ「37．5℃の涙」で民放連続ドラマ初主演を果たすことが10日、明らかになった。病児保育士・杉崎桃子を演じるため、髪を35センチ以上切ったという蓮佛さんは「原作を読んで、できるだけ主人公に近づこうと髪を切りました。これから桃子を演じられることが楽しみで仕方がありません。とてもわくわくしています」と意気込みを語っている。

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　ドラマは、女性向けの月刊マンガ誌「チーズ！」（小学館）で連載中の椎名チカさんのマンガが原作で、感情表現の下手な桃子（蓮佛さん）が主人公。保護者とのコミュニケーションが取れず、1年で保育園の契約を打ち切りとなった桃子は、訪問型病児保育の「リトルスノー」に拾われる。桃子はさまざまな事情を持つ子供たちと関わり、問題に向き合いながら奮闘する……というストーリーが展開する。

　不器用な桃子の成長を温かく見守りながら支える上司・朝比奈元春を成宮寛貴さん、リトルスノーの顧客でシングルファーザー・篠原健介を速水もこみちさん、マニュアル重視の“鉄仮面上司”を藤木直人さんが演じるほか、先輩保育士役で水野美紀さん、桃子の過去に暗い影を落とす実家・杉崎家の母役で浅野温子さんが出演することも決定。トリンドル玲奈さん、鈴木梨央さん、西村和彦さん、滝沢沙織さん、水上剣星さんの出演も発表された。

　成宮さんと速水さんが演じるキャラクターとの恋の三角関係も描かれるといい、蓮佛さんは「すてきな男性たちに囲まれてうれしい半面、浅野温子さんが迫力満点にちょっと怖いお母さんを見せてくださると思います」と話し、「今の時代に生きているいろいろな人たちの想いがギュッと詰まったドラマです」と紹介した。

　成宮さんは「面白い切り口のドラマだなと思いました。親と子それぞれの立場を蓮佛さん演じる桃子のフィルターを通して描かれる作品です」と話し、速水さんは「桃子と篠原2人の展開にもぜひ、注目してご覧いただけたらと思います」とアピールしている。ドラマ「37．5℃の涙」は、7月9日から毎週木曜午後9時放送。初回は15分拡大版で放送。