お笑いタレントの渡辺直美さんと劇団ひとりさんが8日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」(12月23日公開)の公開アフレコに登場。渡辺さんは自身の小学校時代を振り返り、「ぐうたらで、よく寝坊もしましたし、まるちゃんにはそのままでいいんだって、勇気をもらいましたね。髪形もおかっぱで、まるちゃんでした」と明かした。
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一方、小学2~5年生と海外で暮らしていたという劇団ひとりさんは、帰国して日本の小学校に通うようになり、「日本人ってなんで言いたいことを言わないのかなって思った」と当時を振り返った。さらに「英語の部分だけ発音が(流ちょうになる)、典型的な帰国子女。後ろ指を差されるようなクソガキでしたね」と自嘲気味に語った。
「ちびまる子ちゃん」は、小学3年生のまる子やその家族、友人の交流を描いたアニメ。放送回数は1100回を超え、原作マンガの累計発行部数は約3200万部。スペシャルドラマや連続ドラマ化もされた。今作はテレビアニメ放送25周年を記念して製作され、脚本は原作者のさくらももこさんが担当する。まる子たちが住む町に世界5カ国から子供たちがやって来て、まる子の家にはイタリアから来たアンドレアが滞在することになり、突然アンドレアはまる子に告白する……というストーリー。
ひとりさんはインドから来た少年・シン、渡辺さんはブラジルから来た女の子・ジュリア役を担当。ひとりさんは「収録で最初の一言の前に“ん”ってアドリブ入れたんですけど、『そういうのいらないです』と言われて、萎縮してしまった」と振り返った。公開アフレコには同じくゲスト声優のタレントのローラさん、俳優の中川大志さん、振り付け師のパパイヤ鈴木さんも登場した。
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