水木しげるさん死去:吹石&クドカン出演の映画「ゲゲゲの女房」追悼放送へ BS11

映画版「ゲゲゲの女房」のビジュアル (C)2010水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会
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映画版「ゲゲゲの女房」のビジュアル (C)2010水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会

 11月30日に多臓器不全のため93歳で亡くなったマンガ家の水木しげる(本名・武良茂=むら・しげる)さんの追悼番組として、2010年に公開された映画「ゲゲゲの女房」(鈴木卓爾監督)が6日にBS11で放送されることが1日、明らかになった。水木さんの妻・武良布枝さんの自伝小説が原作の映画で、女優の吹石一恵さんと脚本家の宮藤官九郎さんが夫婦を演じた。

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 「ゲゲゲの女房」は、お見合いから5日で結婚したしげる(宮藤さん)と布枝(吹石さん)の夫婦の半生を描いた作品。布枝は貧乏生活の中で、しげるの原稿を出版社に届けるが、「暗いマンガは売れないから」と約束の半分の原稿料を渡され、悔しさがこみあげる。布枝には「これほど努力しているのだから、世間に認められないまま終わるはずがない。この努力がムダに終わるはずがない」という強い感情が芽生え……という内容。坂井真紀さん、村上淳さんも出演している。

 「日曜名画座 水木しげるさん追悼特別番組」と題して、BS11で6日午後8時から放送される。

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