土屋太鳳:満島真之介と2人1役で声優初挑戦 アニメ「僕だけがいない街」で

アニメ「僕だけがいない街」で主人公の声を担当する土屋太鳳さん(左)と満島真之介さん
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アニメ「僕だけがいない街」で主人公の声を担当する土屋太鳳さん(左)と満島真之介さん

 女優の土屋太鳳さんと俳優の満島真之介さんが、2016年1月から放送される深夜アニメ「僕だけがいない街」で、声優に初挑戦することが3日明らかになった。主人公の藤沼悟役を2人1役で演じ、土屋さんは10歳の悟役、満島さんは29歳の悟役をそれぞれ担当する。深夜アニメのキャストは本職の声優を起用するのが普通だが、NHK朝ドラ「まれ」の主演で注目された旬の女優・土屋さんの起用で注目を集めそうだ。

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 「僕だけがいない街」は、マンガ誌「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載中の三部けいさんの同名マンガが原作で、母が殺された事件の容疑者となった悟が、特殊な能力で過去に戻り、小学生時代に起きた連続誘拐事件の謎に挑む……というストーリー。書店員らが選出する「マンガ大賞」に2年連続でノミネートされるなど注目を集めており、実写映画も藤原竜也さん主演で16年3月に公開される。

 2人の起用理由について伊藤智彦監督は「藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役。そういう演技ができる方を探して、2人の名前にたどり着いた」と説明している。土屋さんの演技について伊藤監督は「声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います」と明かし、満島さんについては「実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と説明している。

 土屋さんは「うれしいと同時にとても緊張しています。悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたい」、満島さんは「声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています。皆さんの心に響く作品を届けたい」と話している。

 アニメは16年1月7日からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」などで放送される。

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