土屋太鳳：舞台あいさつで頭真っ白　「何をお伝えしようと思ったんだっけ」

　女優の土屋太鳳さんが12日、東京都内で行われた主演映画「orange‐オレンジ‐」（橋本光二郎監督）の初日舞台あいさつに登場。自己紹介を終えた土屋さんは「あっ……」といい、約10秒ほど沈黙した後に「真っ白になっちゃった。何をお伝えしようと思ったんだっけ。あっ……がんばれ」とつぶやき「（共演者の）6人で舞台に立ててうれしいです」と締めて、苦笑した。

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　舞台あいさつには、共演の山崎賢人さんも出席。NHK連続テレビ小説「まれ」で夫婦役を演じた2人は今年7月の映画クランクイン前に、お互いに宛てた手紙を書いたといい、舞台あいさつで開封。土屋さんは「山崎さんにずっと伝えたいなと思っていたことをつづった」といい、「撮影で落ち込んでいたら、トマトと芽かぶをくれました。なのに私はすぐに元気を出すことができませんでした。いつも周りを気遣っている賢人くんに支えられています。尊敬する役者さんです。本当にありがとうございました」という土屋さんの手紙を読み上げ、山崎さんは「ただただ本当にうれしいです」と照れ笑いを見せた。

　　映画「orange‐オレンジ‐」は、「月刊アクション」（双葉社）で連載された高野苺さんのマンガが原作で、コミックス全5巻の累計発行部数が400万部突破している人気マンガ。土屋さん演じるヒロインの高宮菜穂に未来の自分から手紙が届き、東京から転校してきた成瀬翔（山崎さん）との未来を変えるために奮闘するという青春純愛ストーリー。イベントには、土屋さんと山崎さんのほか、竜星涼さん、山崎紘菜さん、桜田通さん、清水くるみさん、橋本監督も登場した。