僕だけがいない街:劇場版メーキング映像公開 人気子役・鈴木梨央が監督から厳しい指導

3月19日公開の映画「僕だけがいない街」のワンシーン(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
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3月19日公開の映画「僕だけがいない街」のワンシーン(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

 三部けいさんのマンガが原作で、俳優の藤原竜也さん主演の映画「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督、19日公開)のメーキング映像が公開された。藤原さん演じる主人公・藤沼悟の幼少時代の同級生の雛月加代を演じる人気子役の鈴木梨央さん(11)がマンガでもおなじみのせりふ「バカなの?」を披露したり、平川監督に「そんなもん? 雛月がよくなるのも悪くなるのも鈴木梨央次第だよ」と指導を受け、追い込まれてしまう姿が収められている。

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 「僕だけがいない街」は、2012年6月から「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載が始まり、4日に最終回を迎えた。コミックスは1~7巻で計254万部を発行しており、今年の「マンガ大賞2016」にもノミネートされている。母が殺された事件の容疑者となった29歳の藤沼悟が、特殊な能力で過去に戻り、小学生時代に起きた連続誘拐事件の謎などに挑む……というストーリー。テレビアニメ化もされ、現在、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されている。

 実写映画版は、ヒロイン・片桐愛梨役を有村架純さん、悟の母役を石田ゆり子さん、悟の小学校時代の担任役を及川光博さんが演じる。

 メーキング映像のインタビューで鈴木さんは、母親の恋人から虐待を受け、いつも1人で過ごし陰がある加代を演じ、「暗いというか孤独な役は初めてなのでどう演じたらいいんだろうって思いました」と振り返り、平川監督の指導について「結構追い込まれましたね」と笑顔を見せ、「追い込まれるほうが大好きです」とコメントしている。

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