アニメ1週間:「進撃の巨人」梶裕貴がUSJ降臨 「バケモノの子」が日本アカデミー賞

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のアトラクション「進撃の巨人・ザ・リアル2」を初体験した(左から)井上麻里奈さん、梶裕貴さん、諫山創さん、石川由依さん
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「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のアトラクション「進撃の巨人・ザ・リアル2」を初体験した(左から)井上麻里奈さん、梶裕貴さん、諫山創さん、石川由依さん

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(2月28日~3月5日)は、「進撃の巨人」の声優を務める梶裕貴さんらが「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)のアトラクション「進撃の巨人・ザ・リアル2」を訪れた話題や細田守監督の「バケモノの子」が「第39回日本アカデミー賞」の最優秀アニメーション作品賞を受賞したニュースなどが注目された。

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 2月28日、「進撃の巨人」の声優を務める梶さん、石川由依さん、井上麻里奈さんがUSJのアトラクション「進撃の巨人・ザ・リアル2」を訪れた。キャラクターを再現した等身大の人型「クロノイド」の展示スペースでは、サプライズで生ぜりふを披露し、偶然展示を見ていたファンたちを驚かせた。また、梶さんは「作品の世界観が楽しめる。ぜひ皆さんも進撃の巨人に、心臓を捧げに来てください!」とファンに呼びかけた。

 「第88回アカデミー賞授賞式」が2月29日(現地時間28日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれ、長編アニメーション映画部門はディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「インサイド・ヘッド」が受賞した。同部門にノミネートされていたスタジオジブリの劇場版アニメ「思い出のマーニー」は、昨年の「かぐや姫の物語」、一昨年の「風立ちぬ」と同様に受賞を逃した。

 3月2日に発売されたオリコン週間ブルーレイディスク(BD)ランキング(7日付)によると、「おそ松さん」のBD2巻(2月26日発売)が発売初週に約2万8000枚を売り上げ、アニメ部門の首位に輝いた。DVD2巻(同日発売)は発売初週に約3万4000枚を売り上げ、DVDランキングのアニメ部門の首位となった。1月29日に発売されたBD1巻とDVD1巻も同ランキングのアニメ部門の首位をそれぞれ獲得しており、映像ソフトも“おそ松バブル”に沸いているようだ。

 3日には、「家庭教師ヒットマンREBORN!」などで知られる天野明さんのマンガ「エルドライブ【elDLIVE】」が2017年にテレビアニメ化されることが分かった。「おそ松さん」「NARUTO-ナルト-疾風伝」などのstudioぴえろがアニメを制作する。

 同じく3日、人気バスケットボールマンガ「黒子のバスケ」の続編「黒子のバスケ EXTRA GAME」がアニメ化され、劇場版として2017年に公開されることが分かった。同日発売のマンガ誌「少年ジャンプNEXT!!」1号で発表され、「EXTRA GAME」は同号で最終回を迎えた。

 4日には、「第39回日本アカデミー賞」の授賞式が東京都内で開かれ、最優秀アニメーション作品賞には細田守監督の3年ぶりの新作「バケモノの子」が選ばれた。優秀アニメーション作品賞には「心が叫びたがってるんだ。」、「百日紅~Miss HOKUSAI~」、「ドラゴンボールZ 復活の『F』」、「ラブライブ! The School Idol Movie」も選ばれていた。

 また、今週は「ドラゴンボールZ」のフリーザ編で恐怖と絶望に涙を流したベジータを再現したフィギュア「HGベジータ」が、バンダイから6月に発売されること分かった。ベジータが感じた恐怖を表現するため、台座にバイブレーション機能が搭載されている。台座と支柱装着時の全高は約16センチで、価格は4949円。バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付けている。

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