アイドルグループ「夢みるアドレセンス」(夢アド)の志田友美さんが21日、東京都内で行われた主演映画「トイレの花子さん新章~花子 VS ヨースケ~」(鳥居康剛監督)の完成披露上映会に、主要キャストとともに登場。同映画で初主演となる志田さんは「(主演が)夢だった。しかも、(夢アドが)主題歌もやらせていただいて、感無量です!」と大喜び。タイトルが似ている上映中のホラー映画「貞子 vs 伽椰子」(白石晃士監督)をライバル視し、「貞子さんの映画には負けたくない! 一人10回、20回見て! 迫真の演技に注目してください!」と宣戦布告して、会場を沸かせた。
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映画は、「トイレの花子さん」として知られる女子トイレに潜む女の子の霊・花子さんと、男子トイレに出没するという男の子の霊・ヨースケくんが、イタズラによって呼び覚まされてしまい、両者が激突するさまを描くホラー。霊の感情に共感しすぎる除霊師見習いの雫音(志田さん)は、師匠の美代(竹内えりさん)と修行の旅に出ていた。そんなある日、ロックバンドメンバーのミカ(多田愛佳さん)、ジョー(淳士さん)が、ある廃校へ肝試しにやってくるが、途中で友人の亜紀(横山ルリカさん)が命を落としてしまう。おはらいにやってきた雫音は、想像をはるかに超える闇の力を持った霊と対峙(たいじ)することになる……というストーリー。7月2日から全国で順次公開。
舞台あいさつには志田さんのほか、多田さん、横山さん、竹内さん、加藤明子さん、深澤恒太さん、市原朋彦さん、鳥居監督が出席、途中からは花子とヨースケも登場。映画の撮影裏話で盛り上がったほか、舞台あいさつ後は、映画館の実際のトイレにお札を貼って、ヒット祈願も行った。
バンドのボーカル・ミカを演じた多田さんは「ホラー映画ばっかり出るんですけれど、いつも自分の演技が下手すぎて、皆さんが怖がってくれるか不安だった。でも今回は結構怖い」と映画の出来に太鼓判を押し、「私が演技を楽しんでいるところも、ヨースケとか花子を怖がっているちょっと可愛らしいところも見てほしい」と自身の見どころをアピールしていた。
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