米DCコミックスのスーパーヒロインの活躍を描く実写映画「ワンダーウーマン」(パティ・ジェンキンス監督)で公式アンバサダーを務めるアイドルグループ「乃木坂46」の秋元真夏さんと齋藤飛鳥さん。今回アメリカンコミックス原作のヒーローものに触れるのは初めてだったという2人だが、「アクションだけじゃない、戦いの中に主人公の成長や人間らしさも描かれていて、感動しました」と語る。また「これを機にアメコミにハマりそうです」と笑顔を見せる秋元さんと齋藤さんに話を聞いた。
ウナギノボリ
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「ワンダーウーマン」は、女性だけの島で育った好奇心豊かなプリンセスのダイアナ(ガル・ガドットさん)が外の世界を知り、人々の争いを止めるため、“最強の美女戦士”ワンダーウーマンとして立ち上がる……というストーリー。秋元さんはダイアナの強さやカッコよさに大いに感化されたようで「自分は戦っていないのに、見終わった時に自分も勝ったような気がして、勝ち誇っちゃいました」と笑う。
主演のガドットさんは以前、映画について「ダイアナがいかに大人になっていき、世界を違った目で見るようになるかという旅路を描く成長物語になっている」と話していたが、秋元さんは、隣に座る齋藤さんの「成長」をうれしく思う半面、心配している部分もあるという。
「もとから大人っぽい性格ではあったんですけど……。端から見ても物分かりがよくて、のみ込みも早くて、いろいろな話を静かに聞いて吸収して、しっかりと力を発揮できる子だとは思うんですけど、最近はこっちが心配するくらい、ますます“達観”している」と秋元さんは印象を語る。
齋藤さんも「確かに以前にも増して、冷静な自分がいる」と認める一方、秋元さんの「成長部分」を「頭」と断言。「よくバラエティーに出ているので不本意ながら(笑い)、見てるんですけど、最近またちょっと頭が大きくなったなって思いました」とにやり。さらに「あと新曲の『ひと夏の長さより…』で真夏さんがダブルセンターをやっていて、後ろから見たらちょっと“増して”いた。ちゃんと成長しているんだなあ」としみじみ。秋元さんは「これ以上、大きくなったら生きていけない」と嘆いた。
“最強の美女戦士”のダイアナは自分に与えられた使命として、軍神アレスから身をていして世界を守ろうとするが、齋藤さんは「私が守ってあげたいメンバーは白石(麻衣さん)」ときっぱり。「白石は強そうに見えて、実は弱い。みんなの前ではカッコよく戦っていても、実は『腕が折れていた』みたいな」と理由を明かす。
また秋元さんは「2人、浮かんでいて……。桜井玲香となぁちゃん(西野七瀬さん)。なぁちゃんは“守りたい感”がめっちゃ出ていて、守られる方が合っている。玲香は中身がすごく女の子らしいので。女の子らしい部分をいつまでも持っていてほしいから、私が守りたい」と話していた。
そんな2人に「最強メンバー」を聞くと、秋元さんは高山一実さん、齋藤さんは大園桃子さんの名前を挙げた。「かずみん(高山さん)は戦いの場すら楽しもうとする。後になって『あのときはヤバかったんだよね』って、笑い話にするくらい、その場を楽しんで戦ってそう。どんなに大変な状況でも、いっつも楽しそうなんですよ」と秋元さん。
一方で、齋藤さんは「大園は最初のころはよく泣いていたし、今でもすぐパニくる。でも愛され力が半端ない(笑い)。敵からも愛される。だから最強です!」と力を込めていた。
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