福山雅治:細田守監督新作「未来のミライ」で本格声優に初挑戦

劇場版アニメ「未来のミライ」で福山雅治さんが声優を務める青年(C)2018スタジオ地図
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劇場版アニメ「未来のミライ」で福山雅治さんが声優を務める青年(C)2018スタジオ地図

 歌手で俳優の福山雅治さんが、細田守監督の約3年ぶりの新作となる劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)に声優として出演することが9日、明らかになった。福山さんは「ドラえもん」などに本人役でカメオ出演した経験はあるが、劇場版アニメの主要な役柄で声優を務めるのは今回が初めて。福山さんは、主人公のくんちゃんが時を超えた旅先で出会う物語のキーパーソンとなる青年を演じる。

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 細田監督は昨年から青年役のオーディションをしてきたが、キャスティングは難航。今年に入って、以前から親交があった福山さんと再会した際、青年のイメージと重なることに気づいたという。細田監督は福山さんに青年についてや作品への思いを伝えると、福山さんは細田監督が考える今作のテーマと新しいチャレンジに共感を抱き、2人のコラボが生まれた。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。上白石萌歌さんが主人公のくんちゃんの声優を務めるほか、黒木華さん、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さんらも出演する。

 ◇福山雅治さんのコメント

 今回、細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変うれしく思います。収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を見させていただきましたが、その段階で既に、心引き込まれ感動できるこの作品が持つ力に驚きました。

 歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました。僕が年齢を重ねたことで忘れてしまっていた子供ならではの繊細な感受性を、丁寧に、かつ高度なアニメーション技術で表現されている今作品の完成を、これまで通り細田監督の一ファンとして心待ちにしています。

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