注目アニメ紹介:「ゴールデンカムイ」第2期 北の大地・北海道に渦巻く野心 新章突入

テレビアニメ「ゴールデンカムイ」第2期のビジュアル(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
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テレビアニメ「ゴールデンカムイ」第2期のビジュアル(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の野田サトルさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」の第2期が、8日から順次、放送される。原作はアイヌの文化や歴史、食事の描写なども評価され、「マンガ大賞2016」で大賞を受賞した人気作だ。

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 アイヌの埋蔵金を求めて旅を続け、不死身の杉元の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一とアイヌの少女・アシリパ。埋蔵金のありかを示した入れ墨の24人の脱獄囚を追う中で、新たな事実が浮かび上がる。埋蔵金を奪い、アシリパの父を殺した人物とされるのっぺら坊こそが、アシリパの父だという。

 事の真偽を確かめるには、網走監獄に収監中の彼に会うしかない。「脱獄王」の白石由竹やキロランケを仲間に加え、小樽から札幌、夕張に歩みを進める。一方、彼らと埋蔵金の争奪戦を繰り広げる第七師団の鶴見中尉や新選組“鬼の副長”の土方歳三の勢力も、それぞれの野望を胸に次なる行動に打って出る。

 今年4~6月に放送された第1期から引き続き、小林親弘さんが杉元、白石晴香さんがアシリパを演じるほか、声優として伊藤健太郎さん、大塚芳忠さん、中田譲治さんらが出演する。「虐殺器官」などのジェノスタジオが制作する。放送はTOKYO MX、読売テレビ、BS11ほか。

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