十二人の死にたい子どもたち:厚生労働省とのタイアップポスター公開 「若者の自殺防止」がテーマ

映画「十二人の死にたい子どもたち」と厚生労働省のタイアップポスター
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映画「十二人の死にたい子どもたち」と厚生労働省のタイアップポスター

 映画「十二人の死にたい子どもたち」(堤幸彦監督、25日公開)が、厚生労働省とタイアップしたポスターが24日、公開された。ポスターには橋本環奈さんや杉咲花さん、新田真剣佑さんら12人の出演者たちの姿とともに、「『死にたい』その一言を他人(ひと)ごとにしない」という啓発メッセージが添えられている。

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 ポスターは、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、「若者の自殺防止」をテーマに作製された。全国の都道府県や各市町村の施設などに掲出される。

 映画は、「天地明察」や「マルドゥック・スクランブル」で知られる冲方丁さんの小説が原作。死に方やタイミングが全員一致することをルールに、集団安楽死をするために廃病院に集まった12人の未成年の前に、13人目の死体が現れる。12人は、不測の事態を前に議論し、状況から謎を推理する……というサスペンス作。杉咲さん、新田さん、橋本さんのほか、北村匠海さん、高杉真宙さんらが出演している。

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