男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の小林豊さんが24日、名古屋市内で開催された、オムニバス映画「ジャンクション29」(ウエダアツシ監督、山田晃久監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。マンガ家を志望しながらも絶望した陰のある男の役に挑んだ小林さんは、役作りについて聞かれると「自暴自棄な様子は就職に失敗した時のことを思い出して。半年間引きこもったんです」と過去を明かし、観客を驚かせた。
ウナギノボリ
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この日は同ユニットの水野勝さん、田中俊介さん、本田剛文さんも登場。小林さんの“告白”にどよめく観客を見て、本田さんが「みんなもどれくらい笑っていいか分からんぽいよ(分からないみたいだよ)。笑っていいの?」と聞くと、小林さんは「いいんですよ。人生につまずいちゃったことがあって、半年間、引きこもったんです」とにっこり。水野さんから「役のために普段から静かにするとか、しなかったですか?」と聞かれると「僕、静かにしたら死んじゃうんで!」と話して、観客を笑わせていた。
映画は、29歳の4人の若者を描いた「ツチノコの夜」「結婚の条件」「バズる」「ジャンクション」の4編からなる。
「結婚の条件」で結婚相談所のカリスマ仲人を演じた水野さんは、役作りについて聞かれると「(別の作品の撮影で)茶髪にパーマの時期だったので、ストレートアイロンで(髪を)伸ばして、黒染めスプレーを1本半使っていました。髪が痛んでバリバリになりました」と苦笑い。「ツチノコの夜」で親のすねをかじりながら映画を作る自称映画監督を演じた田中さんは「あえて、グータラしていました。人を顔で追わずに目で追うようにしていました」と、日常生活からキャラクター作りにいそしんでいたと話した。
また「バズる」で、動画サイトに動画を投稿するも再生回数が上がらない“バズチューバー”を演じた本田さんは「キビキビして見えないように、ダラダラ歩くようにしました」とコメント。すると小林さんに、その歩き方を実際にやって見せるように促され、「見せるほどのことはしていないって! (促されても)やらん(やらない)っていう選択肢があるグループが良かったわ」とイヤがりながらも実演。本田さんの頑張りを見た水野さんは「役に対するアプローチが『ガガガ』って感じですね」と本田さんが出演中のNHKドラマ「トクサツガガガ」のタイトルを引き合いにジョークを飛ばしていた。
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